【3時間研修】業務改廃の上手な進め方

トヨタ流業務改廃とは?

業務改廃とは業務改善手法の一つであり、何らかの目的のために、現在の業務の工数を削減することです。製造過程におけるムダを排除し、現場の作業効率と生産性向上を実現するために編み出した「トヨタ生産方式」が広く知られていますが、事務部門においても業務や作業を効率化し、生産性向上や品質向上・原価低減を実現させています。その手法は製造部門以外にもご活用いただけます。

業務改廃の目的

業務改廃の実践には、その目的に合わせた進め方が重要です。

<業務改廃の目的>

昨今、テレワークの導入が進み、働き方は大きく変化しました。
本研修では、多くの人が課題に感じている業務改廃の上手な進め方を短時間で効率的に学びます。業務改廃の基本的な手順を身につけたい方におすすめの研修です。

こんな組織・人におすすめ

  • トヨタ流の業務改廃に興味関心がある方

  • 生産性向上に向けて、ビジネススキルを磨きたい方
  • eラーニングや録画された動画学習ではなく、短時間で社員が一緒に学ぶ研修の場を設けたい方

よく寄せられるニーズやお悩み

業務改廃の進め方がわからない

業務改廃と一言で言っても、様々な目的があります。重点課題へのリソーセスシフト、残業時間低減などそれぞれの目的に合った進め方が重要です。そこで業務改廃の具体的な進め方をわかりやすく体系化しました。職種を問わず活用していただけると考えております。

忙しすぎて業務改廃に手を付けられない

業務改廃の難しさは、忙しい中で進めなければならないということであり、いかに効率的な手順を踏んで進められるかがカギとなります。そのためには、業務改廃の目的を明確にし、改廃の具体的な実践アプローチ(タイプ)を選択することで、スピーディーに改廃を進めることができるようになります。

仕事が増えるばかりで「廃」が進まない

スタッフの仕事は目に見えないため、負荷がわかりにくいという特徴があります。結果として仕事が増え続けるという状況になりがちです。また、やらないよりはやったほうが良いという仕事も多くあり、それが「廃」を妨げている要因のひとつになります。メンバーと一緒に「廃」の候補となる仕事を洗い出し、これまでのしきたりに囚われず、管理者自らが「決断」することが重要です。

研修を受講するメリット

トヨタ流の業務改廃のポイントを短時間で効率的に習得できる

これまでの職場での業務改廃の取組みや進める上での課題などをふまえて、業務改廃の考え方や具体的な進め方を体系化し、研修プログラムとしてまとめました。業務改廃の定義からはじまり、目的、改廃のためのアプローチ、改廃のヒントなどをお伝えします。即実践につなげていただける内容となっております。

ムダを見つける7つの視点と対策のヒントを得ることができる

トヨタの製造現場で実際に使われている7つのムダという考え方を、事務・技術系スタッフの仕事にマッチするようにアレンジしました。例えば、「使われていないアウトプットはないか?」「何も付加価値を与えていない手順はないか?」など具体的な視点を提供します。これによりスピーディーにムダを発見できるようになります。

自業務の改廃テーマを選び、実践しながら考え方や手法を学ぶことができる

業務改廃の目的を考えて改廃テーマを選定します。改廃の目的は大きく分けて「新規業務や重点課題へのリソーセスシフト」「残業時間、業務負荷の低減」「改善力の習得(人材育成)」「モチベーション向上」の4つがあります。また実践アプローチ(改廃のタイプ)には「改善」「改革」「決断(廃止、縮小、延期)」の3つがあります。自業務に合わせてこれらを適切に選択し、具体的な進め方をイメージしていただけます。

基本カリキュラム

■はじめに
■業務改廃とは?
・定義
・業務改廃の4つの目的
■業務改廃の上手な進め方
1. 対象業務選定のポイント
2. タイプ別 改廃実践の主担当
3. 『改善型』実践のポイント
4. 『改革型』実践のポイント
5. 『廃止・縮小・延期』実践のポイント
■まとめ

研修で目指すゴール

業務改廃の目的と対象業務選定のポイントを理解する

「新規業務や重点課題へのリソーセスシフト」「残業時間、業務負荷の低減」「改善力の習得(人材育成)」「モチベーション向上」といった業務改廃の4つの目的と、「誰の」「どの業務」を改廃の対象とするのかという業務選定の具体的な方法を理解していただきます。

改廃の方法(タイプ)と実践の主担当(役割)の違いを整理する

「改善」「改革」「決断(廃止、縮小、延期)」の3つ改廃の実践アプローチ(タイプ)によって、誰が責任を持って実践していくのかという主担当(役割)が異なるということを理解していただきます。あわせて業務改廃を実践する上での管理職の役割、メンバーの役割についても理解していただきます

目的に立ち返って考える『目的発想法』を習得する

『目的発想法』は改革の強力な手法です。そもそもの目的に立ち返り、「本当にその仕事は必要なのか?」「最新技術は活用できないか?」などを考えることで、仕事を廃止したり、これまでとは大きく違ったやり方に変えることができます。『目的発想法』はトヨタ生産方式の基本的な考え方のひとつでもあり、トヨタの製造現場で永年使われてきたこの考え方を事務・技術系スタッフの仕事でも使いこなせるようになります。

受講者の声

トヨタ流問題解決研修 -実践コース-(全4回)

トヨタ流問題解決とは?

トヨタ流問題解決は、今や海外でも広く知られ、多くの企業に取り入れられている考え方「トヨタ流カイゼン」をもとに生まれました。トヨタでは「モノづくりは、人づくり」の精神が創業期より受け継がれています。自ら問題に気づいて解決し続ける人材を育成することで、職場のカイゼン風土を醸成し、組織を常に進化させています。

トヨタ流問題解決の8ステップ

「問題解決の8ステップ」は問題の大きさや性質を問わず、問題解決を可能にするトヨタ独自の手法です。

実践を通じて「トヨタ流問題解決」の考え方や手法を深く習得することにより、幅広く漏れのない真因追及視点と、より多くの対策案を抽出するための視点を養います。
 
また、本研修の受講を通じて、論理的思考・コミュニケーション・資料作成・説明・発想力などのビジネススキルも向上します。

こんな組織・人におすすめ

  • 組織のメンバーが異動によって変わり、問題解決の手法が定着しない
  • トヨタの問題解決手法を書籍で読んだが、なかなか実際の業務に活かせない
  • 有効で一貫性のある問題解決手法を社内に導入し、成長し続けられる組織を目指したい

よく寄せられるニーズやお悩み

トヨタ流問題解決の手法を知りたい

トヨタ流問題解決の手法である8ステップは、すでに各メディアで数多く紹介されています。しかし、現状把握の仕方が曖昧だったり、属人的な解決法に帰結してしまったりすると、その効果を十分に実感することができません。
「理論はわかったけれど、実践しようとするとうまくいかない」「書籍を見ながらやってみたものの、問題解決に至っていない」という場合でも、この研修に参加することで、実際の問題をテーマに学ぶことができます。

カイゼンの考え方を定着させたい

「改善」というと「製品の品質」の改善の話であり、製造現場や工場に限った話だと思われがちです。しかし、そもそもトヨタでは品質を「アウトプットの質」や「仕事の質」、「職場運営の質」などと幅広く捉えています。また製造部門はもちろんのこと、事務・スタッフ部門を含む全職種を対象に教育を行うため、カイゼンの考え方・実践の土台が組織全体に根付いているのです。

トヨタ流問題解決研修-実践コース-は、社員一人ひとりが「品質のカイゼン」という問題解決を目指して、仕事の質向上に取り組めるようにするための研修となっています。

ビジネス上の問題を知りたい

ビジネスでは、自社に何らかの問題があると漠然と感じていながら、その問題がつかめず解決に至らないことも多くあります。トヨタ流問題解決研修-実践コース-では、最初のステップに「問題の明確化」がある8ステップに従って、見えていない問題や、表向きの原因とは異なる真因を発見する方法からレクチャーします。

研修を受講するメリット

実践を通じて問題解決の考え方を深く習得することができる

トヨタ流問題解決研修-実践コース-は、講師の話を聞いて知識をインプットする研修とは異なります。考え方を一通り学んだところで、実践を通してより深く手法を習得し、8ステップを自分のものにしていく方法です。

研修機会を活かして、実際の担当業務上の問題を解決できる

トヨタ流問題解決研修-実践コース-は、一般的な研修とは異なり、自業務で抱えているリアルな問題をテーマとし、実際に問題解決に取り組むのが特徴です。研修を終えた時点で事業部の問題が解決している、または解決の道筋が見えるようになります。

問題解決のプロセスを適切に評価できるようになる

トヨタ流問題解決研修-実践コース-の全カリキュラムを終えると、現実の問題に対する改善プロセスを「見える化」する力が身に付きます。「良い結果は良いプロセスから」の考えのもと、改善結果の良し悪しに左右されるのではなく、プロセスについて議論・評価できる人材の育成を目指しているのです。
「聞いて終わり」「知って終わり」の研修とは一線を画した、仕事の質を高めるための研修といえるでしょう。

基本カリキュラム

トヨタ流問題解決研修-実践コース-は全4回のカリキュラムで構成されており、半年から1年かけて8ステップを進めていきます。
研修は、ご希望に応じてカスタマイズが可能です。手厚く指導してほしい部分、研修にプラスしてほしい部分など、お気軽にご相談ください。

トヨタ流問題解決研修-実践コース-カリキュラム例

プログラム 内容
1回目

STEP1:テーマの選定と問題の明確化
STEP2:現状把握(問題点の特定)
STEP3:目標の設定

1回目は、問題解決の流れと8ステップの把握からスタートし、問題の明確化(自業務におけるテーマ選定)から、目標設定までを行います。
2回目 STEP4:要因解析

STEP5:対策立案

初回の振り返りを踏まえて「なぜなぜ分析」を行い、問題の真因を特定し、対策を検討します。
3回目 STEP6:対策実行
STEP7:結果と取組み過程の評価
STEP8:標準化と維持管理
2回目の振り返りを踏まえて、対策の実行から定着までのプロセスに移ります。
4回目 総括とフィードバック テーマに対する対策実践効果を全員で共有し、問題解決ステップを総括します。なお、8ステップをA3用紙にまとめた後は、講師による個別のフィードバックがあります。

研修で目指すゴール

問題点に気づき、適切な解決策を計画的に講じることができる

潜在的な問題に気づく力が身につき、まだ誰も気にしていない問題点に対して適切な解決策を策定することができるようになります。

現状を知り、真の原因を見極められるようになる

トヨタ流問題解決の始まりは現状把握です。研修を受けることで、表面的な問題に惑わされない現状把握の方法がわかり、真因を見極めた上で対処できます。

チームや部署内での共通言語になる

トヨタ流問題解決の8ステップが共通言語になれば、チーム内の誰もが同じ手法で問題解決に取り組めます。これにより、現状や問題解決の取り組み方の正確な把握や、取り組みの定着が図れます。

問題解決に対して主体的になる

研修を通じて、問題に直面したときの対応の仕方を知り、「問題を解決できる」実感を得ることで、能動的に問題解決に取り組めるようになります。

受講者の声

【トヨタ流カイゼン(自工程完結)シリーズ】段取りを重視した仕事の進め方研修

やり直しを無くしモチベーションがあがる仕事の進め方を学びます

トヨタ流自工程完結の考え方は、長年ものづくりの現場で実践・実証されてきました。手戻り・ムダを排除し、効率よく(段取りよく)業務を進めるための手法は様々な業種も活かすことが出来ます。

実績と先人のノウハウを活かし、体系的に分かりやすく理解します

トヨタ流カイゼンは、『モノづくりは、人づくり』の精神のもと、質創造(価値創造+品質保証)の考え方・実践の土台となります。長きにわたり現場で実践されてきた考え方で、多くの問題を解消してきました。本研修では
・自工程完結の考え方の理解とそれに基づく演習による職場での実践
・部下の業務の質向上のために必要な「業務指示」の精度の上げ方について
学び、理解します

こんな組織・人におすすめ

  • 部下・後輩を持つ中堅社員
  • 管理職

よく寄せられるニーズやお悩み

資料の書き直し・やり直しなど、同じような失敗が頻発している

ただやみくもに業務を進めると、出てくる結果にムダや相違があることが多くあります。業務に取り掛かる前に、目的・目標を明確にし、アウトプットイメージを明確にすることでムリ・ムダを軽減します。

意思決定のスピードが遅く、仕事がなかなか前に進まない

無計画な仕事の進め方では、手順や支援してもらう人への対応等に考えが及ばず、結果、遠回りする、進捗が遅くなる等の可能性が高くなります。しっかり段取りすることで、問題点が把握でき、業務に着手しやすくなります。

若手スタッフの考え方がわからず、部下指導に自信が無い

自工程完結の考え方が理解できるようになると、部下に対しての業務指示が変わります。部下も分かりやすい指示のもと、安心して業務を遂行することが出来ます。結果、コミュニケーションも高まります。

研修を受講するメリット

自工程完結の歴史・考え方が理解出来ます

「同じような失敗や手戻りが多い」「部下に業務を任せると想定したものでない状態で出てくる」・・・現場のお困りごとを解決してきた歴史から発生した”自工程完結の考え方”。理解することで、職場のお困りごとの多くを解消できるヒントが見つかります。

PDCAを正しく回すためのポイントを学びます

PDCAがうまく回らないケースも散見されます。失敗するメカニズムや、正しく回す秘策を知り、PDCAを自業務で確実に回す・活用するコツを考察します。

自工程完結の考え方を活かした業務指示のポイントを学びます

自工程完結の考え方が理解出来れば、業務指示の仕方が”わかり”、その後、指示の仕方が”変わり”、最終的には仕事の進め方自体が変わっていきます。ここではそのポイントを簡潔にお伝えします。

基本カリキュラム

1.はじめに~自工程完結とはなにか~
  ・こんなことありませんか?
  ・本セミナーのゴール、主旨
2.自工程完結の歴史
  ・ルーツ
  ・製造からスタッフへの展開
3.自工程完結の考え方
  P(Plan)NGケースを用いた演習 と解説(失敗するメカニズム)
  D(Do) C(Check) A(Action)
  段取り[P(Plan)]したものを確実に実行させる(PDCAをまわす)
4.自身の業務への活用
  ・活用事例紹介
  ・自業務での活用場面を考える
5.自工程完結の考え方を活かした上手な業務指示
  ・業務指示のポイント

研修で目指すゴール

やり直しなどの無駄なく、生産性の向上を目指す

段取りを重視した仕事の進め方が出来るようになると、手戻りなど、やり直しの無駄がなくなり、業務効率が向上し、生産性がアップします。

働くスタッフのモチベーションが上がることによる効果を理解する

正しく実践出来るようになると、「伝えた」「伝わった」のすれ違いが軽減され、上司と部下のコミュニケーションの精度が向上します。部下の業務に対するモチベーションが上がることで、職場の雰囲気も良くなります。

組織力の向上に必要な考え方を学ぶ

しくみが確立すれば、業務の属人化も解消され、業務が円滑に回ります。知見が伝承されることで組織全体の力が向上します。

受講者の声

【新人・若手社員向け】問題解決研修

トヨタ流問題解決とは?

トヨタ流問題解決は、今や海外でも広く知られ、多くの企業に取り入れられている考え方「トヨタ流カイゼン」をもとに生まれました。トヨタでは「モノづくりは、人づくり」の精神が創業期より受け継がれています。自ら問題に気づいて解決し続ける人材を育成することで、職場のカイゼン風土を醸成し、組織を常に進化させています。

トヨタ流問題解決の8ステップ

「問題解決の8ステップ」は問題の大きさや性質を問わず、問題解決を可能にするトヨタ独自の手法です。

本研修は、新人・若手社員の方向けに、トヨタ流問題解決の基本的な考え方や一連のステップをお伝えするプログラムです。
トヨタでは、教わる・ルールを知るから、自立・自律し、変化点・問題点に気づいて考動できる人材の育成を目指しています。問題解決手法をもとに、現地現物・お客様視点で課題を捉えることの重要性をお伝えします。 尚、各ステップ毎の演習や討議は、各階層にあわせて講師が進行いたしますので、若年層の方々でも安心してご受講いただけます。

こんな組織・人におすすめ

  • 新人・若手(~主任前クラス)社員

  • 自ら問題を発見し、考える力を身に付けたい新人・若手の方
  • 主体的に仕事に取り組む社員を育成し、カイゼン風土を醸成したい組織

よく寄せられるニーズやお悩み

トヨタ流の思考法を入社時から教育・浸透を図りたい

有効で一貫性のある問題解決手法を若年層から導入することにより、成長し続けられる組織づくりが図れます。

トヨタ流問題解決手法を知りたい

「理論はわかったけれど、実践しようとうまくいかない」「書籍を見ながらやってみたものの、問題解決に至っていない」といったお悩みに応えるべく、講義と演習を交え、分かりやすくレクチャーいたします。

業務改善を図る取組みを定着させたい

問題解決手法の習得を通じ、自ら問題に気づいて解決し続ける人材を育成し、職場改善風土の醸成が図れます。

研修を受講するメリット

演習を通じて問題解決の考え方を深く習得することができます

本研修は講師の話を聞いて知識をインプットするだけでなく、各ステップごとに演習を交え、手法を習得します。受講後、8ステップを職場のメンバーに説明できるレベルを目指します。

研修で習得した手法を実際の担当業務で活かすことができます

考え方を習得することで、問題を発見する力が向上します。また、自業務で抱えているリアルな課題をテーマとし、実際に問題解決に取り組むことができるよう手法もお伝えします。

問題解決をより深く学びたい方向けに実践コースもご用意しております

中堅社員・管理職を対象とした実践コースでは、トヨタ流を熟知した講師といっしょに、少人数クラスで自業務のテーマを用いて実践的に学んでいただけます。(全4回研修)

基本カリキュラム

・問題解決の有効性
・問題解決ステップの全体像
・8ステップの理解(問題の明確化、現状分析、要因分析、対策立案などの考え方)

研修で目指すゴール

チームや部内での共通言語になる

トヨタ流問題解決の8ステップが若年層にも浸透すれば、職場内の誰もが同じ手法で問題解決に取り組めます。これにより、現状や問題解決の取り組み方の正確な把握や定着が図れます。

問題解決に対して主体的になる

若年次から問題解決手法に接することにより、問題に直面したときの対応方法が自然と身につき、能動的に問題解決に取り組めるようになります。

職場における様々な問題について論理的に考える力を習得する

情報を整理し、上司にわかりやすく伝える論理的思考を学びます。効率的に業務を進めるうえで必要な思考力を、演習や討議を通じて実践的に習得します。

受講者の声

講演形式トヨタで学んだ組織マネジメント~チャレンジできる組織に変革する

トヨタ流マネジメントとは?

トヨタでは製造部門に限らず、事務部門においても徹底した現状分析と問題解決の手法が、OJT(教え教えられる文化)を通じて脈々と伝えられています。一方では、過去の成功に安住せず、トヨタ自身を変革する動きも活性化しています。伝統を大切にする心に加え、「誰かのために」行動し、変革を実現できる人材の育成を常に目指しているのです。
本講演では、トヨタ自動車で部長を務めた講師が、トヨタの両面を体験した経験から、トヨタの伝統的な強みと更にそれを変えていこうとする取り組みについてお話します。

講師からのメッセージ

私は、31年間にわたり商品企画、海外営業、広告・宣伝といった部門で「様々なトヨタ」を経験しました。その中で、「現地現物主義」、「カイゼン」といった企業文化を脈々と引き継ぎながらも、自ら変革への挑戦を続けていくことの重要性を学ぶことができました。
2016年に独立し、現在は様々な会社のお手伝いをさせていただいていますが、企業を取り巻く環境が変わる中で、多くの会社が組織の変革に悩まれていると感じています。トヨタ時代の経験も題材にしながら、組織を変えるために必要なことや、マネジメントに求められる資質、行動等についてお伝えいたします。

こんな組織・人におすすめ

  • 自社の伝統や文化を活かしつつ、組織を変革させなければいけないリーダークラスの方

  • 製造部門以外の事例における、トヨタのカイゼンの活かし方に興味関心がある方
  • トヨタ流カイゼンの基礎ではなく、管理職向けの応用(実践)を学びたい方

よく寄せられるニーズやお悩み

トヨタ流のマネジメントの秘訣を知りたい

トヨタと聞くと、「生産方式」や「カイゼン」といった言葉が思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。本講演では、製造部門ではなく、営業やマーケティングといった事務部門の事例を用いて、企業がチャレンジ精神を持ち続け、改革を続けるためのマネジメントに求められる資質、行動等をお伝えします。

自発的なカイゼンの組織風土を醸成したい

トヨタには、創業以来の強みを伝承しながら、時には大胆にチャレンジする組織風土(伝統と革新)があります。トヨタ自動車での長年の実務経験をふまえながら、組織の士気を高めチャレンジ集団を作るための取り組みについて、具体的にお話いたします。

製造ではなく、トヨタのマーケティング領域をテーマにした講演が聞きたい

ビジネスではマーケティングという言葉をよく見聞きします。その定義や役割を明確に理解・説明するのは難しい、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ご希望に応じて、「組織人として使えるマーケティング」、例えば、マーケティングとセールスのあるべき関係、マーケティングにおけるブランディングの役割等について分かりやすくお話します。

研修を受講するメリット

トヨタ自動車の部長を務めた講師が登壇

トヨタの営業・マーケティング部門で部長を務めた経験から、人材育成術をお話します。企業がチャレンジ精神を持ち続け、改革を続けるためには組織のバックアップを引き出す個人の力が必要です。自組織の価値観・創業の精神に関する理解を一層強化し、具体的な行動変容につなげることの重要性をお伝えします。

チャレンジする組織づくりに必要な考え方とマインドを学ぶことができる

トヨタでやりたいこと・やるべきことを言語化し、主体的にチャレンジに取り組んできた講師の実体験から、チャレンジするために必要な組織マネジメントやリーダーシップについて具体的にお話いたします。

部門間連携の重要性を再確認できる

組織を改善するためには、他部署のリーダーとコミュニケーションをとり、巻き込んで進めることが不可欠です。部門間連携の重要性やリーダーと現場の役割の違いを再認識いただけます。

基本カリキュラム

■講演形式
「トヨタで学んだ組織マネジメント~チャレンジできる組織に変革する」
(90分間)

研修で目指すゴール

トヨタの人材育成の考え方とマインドを学ぶ

トヨタでは、全ての社員がフィロソフィーや歴史を理解した上で、「トヨタらしさ」を自身の言葉として言語化し、周囲に伝承できることを目指しています。自組織の強みを言語化し、主体的にチャレンジすることとはどのようなことか、学んでいただきます。

トヨタ流の組織マネジメントを通じて、自職場の取り組みを整理する

自職場のマネジメントの現状と照らし合わせていただくことにより、課題や不足している取組みへの理解が深まります。あるべき姿への気づきにもつながります。

伝統と革新の関係性を理解する

伝統は革新によって守られる、とよく言われます。創業以来の強みの伝承と、『モノづくりは、人づくり』の精神のもと、質創造(価値創造+品質保証)を実践する両面の考え方を理解していただきます。

受講者の声

【トヨタ流仕事の形】価値創造実践編(革新の形:価値創造型事業(商品)企画ステップ)

トヨタ流仕事の形(カタ)とは?

トヨタの強みのひとつは「仕事の進め方」と「それを実践できる人材」にあると言われています。 技術職・事務職向けには問題解決ステップ(カイゼン)や自工程完結など形式知化されているものもありましたが、一方で暗黙知になっていることも多々ありました。 そこでトヨタ流の仕事の考え方や視点、手順を「段取り・実行の形」「改善の形」「改革の形」「革新(価値創造)の形」の4つの形(カタ)として体系化し、日々の仕事で活用できるツールの形にまとめ上げました。 『トヨタ流仕事の形(カタ)価値創造実践編「革新の形(価値創造型事業(商品)企画ステップ)」』では、お客様の期待を超える新たな価値を持った商品・サービスを発案するとともに、社内のコンセンサスを得るための企画を立てる具体的な実践方法を、演習を通して理解していただきます。

仕事の流れと4つの形(カタ)の全体像

仕事の流れ

仕事の基本はPDCAです。
P(PLAN)の段階では、上司や先輩から仕事を付与されることが多いと思います。そしてその仕事に対して計画を立てます。計画を立てる段階では二つのことを行います。まずは何のために何をどうするのか?ということを明確にします。
つまり企画のフェーズです。さらに実行計画、すなわちスケジュールを作成します。
D(DO)の段階では、実行途中で起きた問題を解決しつつ、計画に沿って仕事を実行します。
C(CHEK,ACTION)の段階では、仕事の成果と取組み過程を振り返り、標準化と横展を行います。

4つの形(カタ)

本研修では価値創造実践編として、「革新の形:価値創造型事業(商品)企画ステップ」をお伝えします。
事業企画のステップや価値創造の方法(発想法など)は従来から各種ありますが、実際の仕事ではそれぞれをどのように融合させて使うかが重要になります。本研修では事業企画のステップの中で代表的な価値創造の方法を体験し、スピーディーに企画を立案する能力を高めます。

こんな組織・人におすすめ

  • トヨタの強みとなっている技術職・事務職の仕事の進め方(考え方や視点、手順など)を理解し、実践したい方

  • 新しい価値を持った商品・サービスを企画したい方
  • メンターとして、新しい価値を持った商品・サービス創出の支援に取り組んでいる方

よく寄せられるニーズやお悩み

社を挙げて新しい価値を持った商品・サービスの創出に取り組んでいるが、様々な壁により推進されない

新しい価値の創出には、アイデア発想の壁、社内調整の壁、上程の壁など様々な壁があります。発想力と論理的思考力の両方が大きく求められるのが価値創造の難しいところです。閃きも重要ですが、体系的に構成された価値創造の視点や事業企画のステップを活用することで、よりスピーディーに新商品やサービスを企画し、社内を巻き込むことが可能になります。

上司から新たなアイデアや企画を求められるが、なかなか思いつかない

一般的にアイデア発想にはセンスや経験が必要と思われています。確かにセンスや経験は必要ですが、目的に合わせた適切なアイデア発想の視点と手順を活用することで、経験の少ない人でも効率的にアイデアを出すことができるようになります。本研修では目的に合わせて有効な発想法をいくつか紹介し、企画のステップに沿った演習を通して発想力を高めていただけます。発想の視点と手順、そして手法、これらを体系的に理解することで企画業務に自信が持てるようになります。

ボトムアップ型の新規事業(商品)創出の組織風土を醸成したい

ボトムアップ型で新規事業(商品)創出できる風土を醸成するためには、一人ひとりが新規事業(商品)企画の考え方、視点、手順や手法を理解し、実際の仕事の中で身に付けることが重要です。社内、組織内で共通言語になることで仕事はさらに加速します。本研修では、「本当にビジネスとして成り立つのか?」「うち(自社)の技術でできるのか?」「そもそもうちがやるべきか?」という上司からの厳しい質問にも自信をもって答えるためのポイントを理解していただけます。

研修を受講するメリット

トヨタで暗黙知となっている(OJTで教えられるが体系化はされていない)価値創造の知見を習得できる

100年に一度の大変革期と言われている自動車業界のみならず、多くの業界で競争力を高める必要性が今まで以上に出てきています。新しい価値を持った商品・サービスの創出が、今大きく求められています。そこでこれまで暗黙知となっていた価値創造の考え方や手順を体系化しました。本研修ではアイデア発想の実践的なツールも活用することで、価値創造の考え方や視点、手順を体系的に習得していただきます。

お客様視点の価値創造の考え方が身につく

「お客様視点で価値を創造する」「お客様の立場に立って考える」と言っても、具体的に何をどのようにしていけば良いのか?に悩むことも多々あります。本研修では、「お客様(価値の提供先)を誰にするのか?」から始まり、「お客様の要求・期待は何か?」「お客様自身もづいていないニーズは何か?」といった内容を具体的に考えるための考え方や視点、手順、手法を習得していただきます。

テレワークにおいても、関係者と効率的にコミュニケーションを図りながら仕事を進められるようになる

テレワークにおいて効率的に仕事を進めるためには、関係者間で共通言語を持つことが重要と言われています。新しい価値を持った商品・サービスを企画する際にも、考え方や視点、手順を共有するとともに、手法も活用しながらのコミュニケーションは大変有効です。いわゆる空中戦にならず、具体的な議論ができるということです。本研修を関係者全員が受講することで、よりスピーディーに仕事を進めることができます。

基本カリキュラム

【トヨタ流仕事の形】価値創造実践編 (革新の形:価値創造型事業(商品)企画ステップ) 基本カリキュラム

項目 内容 研修のポイント

時間
(目安)

1.はじめに 本日の目的 ・トヨタ流仕事の形開発の経緯 10分
2.一般的な仕事の流れ(PDCA)と4つの形

①一般的な仕事の流れ(PDCA)
②トヨタ流4つの形(カタ)
③改善・改革・革新の違い

・PDCAサイクルを回すための4つの形とは?  10分

3.「改革の形・課題解決ステップ」
・解説
・事例紹介
・演習

①ステップ1:取り巻く環境の把握
②ステップ2:自社に対する理解
③ステップ3:新規事業方針の策定
④ステップ4:お客様の選定
⑤ステップ5:価値の創造
⑥ステップ6:事業性評価
⑦ステップ7:事業概要の明確化
⑧ステップ8:目標設定
⑧ステップ9:課題の体系化と対策立案
⑩ステップ10:ビジネスモデルの明確化
⑪ステップ11:事業化シナリオの策定
⑫ステップ12:障害の予測と対策立案
⑬ステップ13:事業化スケジュールの策定

・各ステップで考えるべき重要な視点と手順は何か?
・即仕事に活用できるツールの提供
・価値創造(アイデア発想)演習
・ステップ14以降は「改革の形」と共通のため、本研修では説明しません
390分

4.まとめ

①本日のまとめ
②質疑

  10分

研修で目指すゴール

改善・改革・革新の違いを理解する

技術職・事務職の仕事は大きく分けて4つあります。一つ目は段取りをしっかりと行い仕事を進めていく『段取り・実行の形』。この形はすべての形の基本になります。二つ目は悪いところを見つけて対策を打つ『改善の形』、三つ目はこれまでのやり方に囚われず大きく変える『改革の形』、そして新しい価値を創造する『革新の形』です。まずはこれらの違いとそれぞれに合ったアプローチ方法を理解します。

価値創造の一連のステップで考えるべき重要な視点と手順を習得する

『革新の形』では価値創造(新商品・新サービスの企画)の流れを13のステップ(手順)に分けてあります。ステップ毎に重要な考え方や視点を理解し、随所での演習を通してより段階的に実践的なスキルを身に付けることができます。

社内のコンセンサスを得るための企画立案におけるヒントを学ぶ

社内のコンセンサスを得るためには、「本当にビジネスとして成り立つのか?」「うち(自社)の技術でできるのか?」「そもそもうちがやるべきか?」「本当に競合に勝てるのか?」「参入障壁をどのように作るのか?」などという問いに答えていかなくてはなりません。本研修では、これらに対応した納得感の高い企画を作るためのポイントを学んでいただけます。

受講者の声

【トヨタ流仕事の形】応用実践編(改革の形:課題解決ステップ)

トヨタ流仕事の形(カタ)とは?

トヨタの強みのひとつは「仕事の進め方」と「それを実践できる人材」にあると言われています。
技術職・事務職向けには問題解決ステップ(カイゼン)や自工程完結など形式知化されているものもありましたが、一方で暗黙知になっていることも多々ありました。
そこでトヨタ流の仕事の考え方や視点、手順を「段取り・実行の形」「改善の形」「改革の形」「革新(価値創造)の形」の4つの形(カタ)として体系化し、日々の仕事で活用できるツールの形にまとめ上げました。
『トヨタ流仕事の形(カタ)応用実践編「改革の形(課題解決ステップ)」』では、改善では対応できないような、これまでの仕事のアウトプット(もの・サービス)や仕事の仕方(プロセス)にとらわれず、アウトプットやプロセスの質を大きく高めるための具体的な実践方法を、演習を通して理解していただきます。

仕事の流れと4つの形(カタ)の全体像

仕事の流れ

仕事の基本はPDCAです。
P(PLAN)の段階では、上司や先輩から仕事を付与されることが多いと思います。そしてその仕事に対して計画を立てます。計画を立てる段階では二つのことを行います。まずは何のために何をどうするのか?ということを明確にします。
つまり企画のフェーズです。さらに実行計画、すなわちスケジュールを作成します。
D(DO)の段階では、実行途中で起きた問題を解決しつつ、計画に沿って仕事を実行します。
C(CHEK,ACTION)の段階では、仕事の成果と取組み過程を振り返り、標準化と横展を行います。

4つの形(カタ)

本研修では応用実践編として、「改革の形・課題解決ステップ」をお伝えします。
環境変化が大きな今、これまでのやり方にこだわらずより良いやり方に変えていく、すなわち「改革」を必要とする場面が増えてきています。悪いところを見つけて対策を打っていくという「改善」とは違い、進め方の自由度が高く、難しいのが一般的です。
本研修では、あるべき姿を自ら設定し、その達成に向けてアイデアを出しつつ進めていく「改革(課題解決)」の考え方や視点、方法を学んでいただけます。

こんな組織・人におすすめ

  • トヨタの強みとなっている技術職・事務職の仕事の進め方(考え方や視点、手順など)を理解し、実践したい方

  • これまでの仕事の仕方を大きく変えたい方
  • 先行きが不透明で、将来の予測が困難なVUCA時代に求められるビジネススキルを養いたい方

よく寄せられるニーズやお悩み

自社流で問題解決に取り組んでいるが、期待する成果に結びつかない

問題解決では「なぜなぜ」が重要視されますが、課題解決においてはそれが有効に機能しない場面が多くあります。自ら課題と目標を設定し、その達成に向けてさらに課題をブレイクダウンしていく。そしてこれまでのやり方にとらわれない発想で対策を打つということが必要になります。そのためには、課題解決の具体的な考え方や視点、手順とアイデア発想法を活用することが重要です。

正解のないテーマの仕事に苦手意識があり、思考が停止してしまう

正解のないテーマに対しては、どのように進めれば良いのかで悩むことも多々あります。このようなテーマに対してまずは「背景」を理解した上で自ら「あるべき姿」を設定し、現状とのギャップすなわち「課題」を明確にする必要があります。そして「目標」を設定し「対策」を考えていきます。正解のないテーマであっても、効率的に進める方法があり、それを体系化したものが「改革の形」です。考えるための視点や手順、手法が明確になっているため、自己流のやり方と比較してスムーズに進めることができます。

次世代リーダー社員の課題解決力を向上させたい

環境変化や競争が激化している現在、高い目標を掲げ、従来のやり方にとらわれず、チームワークを発揮しながら粘り強く目標に向けて行動していくリーダーが必要になってきています。次世代リーダーにとって課題解決力は必須のスキルです。早い段階で課題解決の考え方や視点、手順、手法を習得することで、実際の仕事の中でさらにレベルアップしていくことが可能になります。

研修を受講するメリット

トヨタで暗黙知となっている(OJTで教えられるが体系化はされていない)課題解決の知見を習得できる

100年に一度の大変革期と言われている自動車業界のみならず、多くの業界で競争力を高める必要性が今まで以上に出てきています。そこでより多くの人が課題解決をスピーディーに行なっていただけるよう、これまで暗黙知となっていた課題解決の考え方や手順を体系化しました。本研修では実践的なツールも活用することで、課題解決の知見を短期間で習得していただけます。

仕事のアウトプットやプロセスの質を大きく高めるための、具体的な実践方法が身につく

仕事のアウトプットやプロセスの質を大きく高めるためには、これまでのやり方にとらわれず、DX(デジタルトランスフォーメーション)に代表されるような最新技術も活用しながら改革していくことが重要になります。本研修では自ら課題を設定し、これまでの常識にとらわれない発想で解決していくための考え方や手順、手法を習得していただけます。

正解のないテーマの問題でも、スピーディに改革を進められるようになる

正解のないテーマこそ、理想を描き、柔軟な発想力で解決策を見出すことが重要です。定型的な方法はないため、解決策に自信が持てない、解決策を見出すために時間がかかるなどの難しさもありました。本研修を通して、多くの仕事の課題解決に共通する考え方や手順、手法を学んでいただくことで、従来よりスピーディーに解決策に到達することができるようになります。

基本カリキュラム

【トヨタ流仕事の形】応用実践編(改革の形:課題解決ステップ) 基本カリキュラム

項目 内容 研修のポイント

時間
(目安)

1.はじめに 本日の目的 ・トヨタ流仕事の形開発の経緯 10分
2.一般的な仕事の流れ(PDCA)と4つの形

①一般的な仕事の流れ(PDCA)
②トヨタ流4つの形(カタ)
③改善・改革・革新の違い

・PDCAサイクルを回すための4つの形とは?  10分

3.「改革の形・課題解決ステップ」
・解説
・事例紹介
・演習

①ステップ1:取り巻く環境の把握と課題の明確化
②ステップ2:基本方針の策定
③ステップ3:目標設定
④ステップ4:課題の体系化と対策立案
⑤ステップ5:シナリオ策定
⑥ステップ6:障害の予測と対策立案
⑦ステップ7:実行計画の策定
⑧ステップ8:対策実行
⑧ステップ9:結果と取組み過程の振返り
⑩ステップ10:標準化と維持管理

・各ステップで考えるべき重要な視点と手順は何か?
・即仕事に活用できるツールの提供
・自身の仕事をもとにした演習
・従来のやり方にとらわれないアイデアを出すには?
(目的発想法、アナロジー発想法)
390分

4.まとめ

①本日のまとめ
②質疑

  10分

研修で目指すゴール

問題解決ステップと課題解決ステップの違いを理解する

悪いところを見つけて対策を打つ『問題解決=改善の形』と、これまでのやり方に囚われずアウトプットやプロセスを大きく変える『課題解決=改革の形』では、考え方や手順が大きく異なります。本研修を受講していただけば、テーマにふさわしい解決アプローチを選定することができるようになります。

課題解決の10ステップで考えるべき重要な視点と手順を理解する

課題解決においては一足飛びに解決策に至るのではなく、ステップを踏んで考えることで、よりスピーディーに効果の高い解決策に至ることができます。課題解決の10ステップに沿って、重要な考え方や考える視点、手法を理解することで、ご自身の仕事で即使えるようになります。

これまでのやり方にとらわれないアイデアの出し方を習得する

アイデアはヒラメキだけではありません。アイデアを出す視点と手順を知ることで、ヒラメキに依存せずよりスピーディーに多くのアイデアを出すことができます。本研修を通して、課題解決に有効な発想法を使いこなしていただけるようになります。

受講者の声

【トヨタ流仕事の形】コミュニケーション編

トヨタ流仕事の形(カタ)とは?

トヨタの強みのひとつは「仕事の進め方」と「それを実践できる人材」にあると言われています。
技術職・事務職向けには問題解決ステップ(カイゼン)や自工程完結など形式知化されているものもありましたが、一方で暗黙知になっていることも多々ありました。
そこでトヨタ流の仕事の考え方や視点、手順を「段取り・実行の形」「改善の形」「改革の形」「革新(価値創造)の形」の4つの形(カタ)として体系化し、日々の仕事で活用できるツールの形にまとめ上げました。
『トヨタ流仕事の形(カタ)コミュニケーション編』では、仕事の基本となる「段取り・実行の形」を中心として職場で効果的に活用するための上司と部下のコミュニケーションについて、具体的な実践方法を理解していただきます。

仕事の流れと4つの形(カタ)の全体像

仕事の流れ

仕事の基本はPDCAです。
P(PLAN)の段階では、上司や先輩から仕事を付与されることが多いと思います。そしてその仕事に対して計画を立てます。計画を立てる段階では二つのことを行います。まずは何のために何をどうするのか?ということを明確にします。
つまり企画のフェーズです。さらに実行計画、すなわちスケジュールを作成します。
D(DO)の段階では、実行途中で起きた問題を解決しつつ、計画に沿って仕事を実行します。
C(CHEK,ACTION)の段階では、仕事の成果と取組み過程を振り返り、標準化と横展を行います。

4つの形(カタ)

本研修ではコミュニケーション編として、仕事の形を使った上司と部下の上手なコミュニケーションの取り方についてをお伝えします。
仕事の成果をスピーディーに出すためにはコミュニケーションが欠かせません。ミスコミュニケーションは仕事の遅れを招くとともに、メンバーのモチベーションにも大きく影響します。
本研修ではミスコミュニケーションの原因と対策、そして仕事の流れ(PDCA)に沿った子押下的なコミュニケーションの方法をお伝えします。

こんな組織・人におすすめ

  • トヨタの強みとなっている技術職・事務職の仕事の進め方(考え方や視点、手順など)を活用したい方

  • 部下と効果的なコミュニケーションをとって仕事の成果を上げたい方
  • 様々な仕事に対応できる人材を効率的に育成したい方

よく寄せられるニーズやお悩み

管理職としてのコミュニケーションの基本をトヨタ流に学びたい

管理職は複数のメンバーとコミュニケーションを取りながら仕事を進めていく必要があります。一方でメンバー一人ひとりの考え方や価値観の違いによってミスコミュニケーションが起こることもあります。トヨタ流のPDCA(仕事の形)と相手のタイプに合わせたコミュニケーションを組み合わせることで、ミスコミュニケーションを減らし、スピーディーに仕事を進めることができます。

部下と会話をしても上手く伝わらず、ストレスを感じることが多い

人は自分の知識、経験から考えるため、同じことを伝えてもどうしても解釈に違いが出てしまいます。そこでお互いのタイプを知ったうえで相手との信頼関係を築くとともに、相手が正確に理解しやすい伝え方をすることで、スムーズに仕事を進めることができます。ストレスを感じるのではなく、お互いに建設的で明るいコミュニケーションを取ることができます。

自分と部下のタイプや価値観が違い、どう接したら良いのかわからない

ともすると相手も自分と同じ考えをしていると思いがちです。ところが実際には考え方や価値観の違いから、ミスコミュニケーションが発生します。このような経験が多くあると相手への接し方に自信がなくなり、時として人間関係に悩むこともあります。自分と相手のタイプを知り、仕事の色々なシーンで相手のタイプに合わせたコミュニケーションを取ることが重要になっています。

研修を受講するメリット

部下とのコミュニケーションをPDCAに落とし込んで考えられるようになる

部下との上手なコミュニケーションは、仕事を進める上で大きな成功要因です。本研修では、単なるコミュニケーションのノウハウではなく、仕事の流れ(PDCA)の中のシーンごとに有効なコミュニケーションを取る方法を学んでいただけますので、研修後、即仕事に活かすことができます。。

テレワークを前提としたコミュニケーションにも活用できる

テレワークでは相手とのコミュニケーションの機会が減少するため、仕事の進捗に問題が出る可能性も高くなります。そこで従来と比較してより効率的に仕事を指示するとともに、途中での的確なアドバイスをすることが重要になります。仕事の流れ(PDCA)の沿って仕事の形を活用しながら、空中戦ではなく本質的なコミュニケーションを取ることで、テレワーク環境においてもより効率的に仕事を進めることができます。お互いの論点や認識のギャップをできるだけ減らせることがポイントです。

基本実践編と合わせて受講することにより、上司と部下が共通言語で会話できるようになる

基本実践編では仕事の形の基本形であり、最も活用頻度の高い「段取り・実行の形」を学んでいただけます。この形とコミュニケーションを上手く組み合わせることで相乗効果を発揮します。部下には基本実践編を学んでいただくことで、仕事を上手に進めるための共有言語が出来上がりますので、よりスピーディーに成果を出すことができます。

基本カリキュラム

【トヨタ流仕事の形】コミュニケーション編 基本カリキュラム

項目 内容 研修のポイント

時間
(目安)

1.はじめに 本日の目的 ・トヨタ流仕事の形開発の経緯 10分
2.一般的な仕事の流れ(PDCA)と4つの形

①一般的な仕事の流れ(PDCA)
②トヨタ流4つの形(カタ)
③改善・改革・革新の違い

・PDCAサイクルを回すための4つの形とは?  10分

3.上司と部下の
コミュニケーションのポイント

①タイプ別コミュニケーション
②心が通うOJT
③上手な伝え方


・相手のタイプに合わせた話し方(タイプ診断を含む)
・望ましい行動を習慣化させる方法
・心に残る伝え方
120分

4.PCDAに沿ったコミュニケーションのポイント
・解説
・事例紹介
・演習

①シーン1:仕事を受ける
②シーン2:計画を立てる(企画、スケジュール作成)
③シーン3:報告・連絡・相談をする
④シーン4:途中で起きた問題を解決する
⑤シーン5:振返る
⑥シーン6:標準化と横展をする

・各ステップで考えるべき重要な視点と手順は何か?
・ツールの有効な使い方

10分

5.まとめ

①本日のまとめ
②質疑

  10分

研修で目指すゴール

部下のタイプに合わせたコミュニケーションの取り方を習得する

自分のタイプ、部下のタイプを知った上で、仕事の流れ(PDCA)の中での仕事の付与や報連相など、シーンに合わせた具体的なコミュニケーションの考え方と方法を習得します。特に自分とは世代の違う若手とのコミュニケーションにも有効です。

部下の心に残る上手な伝え方を身につける

部下のタイプに合わせたコミュニケーションのポイントや方法を理解することで、部下の考え方や価値観にマッチする伝え方(ものの言い方)を身につけることができます。

仕事の場面ごとに、PDCAに沿ったコミュニケーションのポイントを学ぶ

単なるコミュニケーションのスキルにとどまらず、トヨタ流のPDCAの流れに沿って仕事の場面に合わせてスピーディーに成果を出せるコミュニケーションの内容や伝え方を学んでいただけます。

受講者の声

【トヨタ流仕事の形】基本実践編(段取り・実行の形)

トヨタ流仕事の形(カタ)とは?

トヨタの強みのひとつは「仕事の進め方」と「それを実践できる人材」にあると言われています。
技術職・事務職向けには問題解決ステップ(カイゼン)や自工程完結など形式知化されているものもありましたが、一方で暗黙知になっていることも多々ありました。
そこでトヨタ流の仕事の考え方や視点、手順を「段取り・実行の形」「改善の形」「改革の形」「革新(価値創造)の形」の4つの形(カタ)として体系化し、日々の仕事で活用できるツールの形にまとめ上げました。
『トヨタ流仕事の形(カタ)基本実践編「段取り・実行の形」』では、仕事の基本となるPDCAの具体的な実践方法を、演習を通して理解していただきます。企画要素の多い仕事にも有効です。

仕事の流れと4つの形(カタ)の全体像

仕事の流れ

仕事の基本はPDCAです。
P(PLAN)の段階では、上司や先輩から仕事を付与されることが多いと思います。そしてその仕事に対して計画を立てます。計画を立てる段階では二つのことを行います。まずは何のために何をどうするのか?ということを明確にします。
つまり企画のフェーズです。さらに実行計画、すなわちスケジュールを作成します。
D(DO)の段階では、実行途中で起きた問題を解決しつつ、計画に沿って仕事を実行します。
C(CHEK,ACTION)の段階では、仕事の成果と取組み過程を振り返り、標準化と横展を行います。

4つの形(カタ)

本研修では基本実践編として、「段取り・実行の形」をお伝えします。
仕事には様々な種類がありますが、この形を活用する場面が一番多く、すべての形の基本になります。改善の形、改革の形のエッセンスも織り込まれおり、質の高い仕事をスピーディーに進めるための「基本となる考え方」や「手順」を学んでいただけます。

こんな組織・人におすすめ

  • トヨタの強みとなっている技術職・事務職の仕事の進め方(考え方や視点、手順など)を理解し、実践したい方

  • 仕事の基本となるPDCAの具体的な実践方法を学びたい方
  • 質の高い仕事をスピーディに進めたい方

よく寄せられるニーズやお悩み

本研修で学べるトヨタ流の「段取り」のポイントを知りたい

トヨタ流の「段取り」のポイントは、一つひとつの仕事について「何のために(目的)」「何をいつまでに、どこまで(目標・ゴール)」「どのように(手段)」など、仕事に必要な要素を徹底的に考えることです。そのための「視点」や「手順」をお伝えします。

まだ業務全体の把握ができていない新人に本研修を実施したい

仕事の経験の浅い新人であっても、質の高い仕事をスピーディーに進めるための「視点」や「手順」を学ぶことで、より早く成長することができます。また上司や先輩としても「視点」や「手順を」が見える化された「仕事の形ツール」を活用することで、少ない時間で新人を育成をすることができます。
新人も「仕事の形ツール」を活用することで、業務の全体像を把握・理解することができ、自律的な改善やモチベーションの向上にもつながります。

企画を重視した「段取り」のコツを知りたい

企画には唯一無二の正解がないことが多いため、提案書の書き直しなどが多く発生し、時間のムダやモチベーションの低下を招くことが少なくありません。 しかしながら企画には、多くの仕事に共通する押さえておくべき項目(段取りのコツ)があり、それを体系化したものがトヨタ流の仕事の形です。 本研修では自らの仕事を題材とした演習を通して、これらのコツを理解していただきます。

研修を受講するメリット

トヨタの強みとなっている技術職・事務職の仕事の進め方(考え方や視点、手順など)を習得することができる

質の高い仕事をスピーディーに進めるために、PDCAの各段階で必要になる「基本となる考え方」や「手順」を学んでいただけます。
例えばPの段階では、「何のために(目的)」「何をいつまでに、どこまで(目標・ゴール)」「どのように(手段)」、そして「進める上でどのようなリスクがあるのか」など、仕事に必要な要素を網羅的に考えることができるようになります。

一味違った段取りや報連相の手法が身につく

質の高い仕事をスピーディーに進めるためには、Pの段階(段取り)が最も重要になることが一般的です。本研修では例えばPの段階の二つの要素である「企画」と「実行計画(スケジュール)の作成」のポイントを、自らの仕事を題材として学んでいただけます。
また報連相を効果的・効率的に行うとともに上司や先輩からも信頼される伝え方もお伝えします。

明日からの仕事に即活用できる

質の高い仕事をスピーディーに進めるための「基本となる考え方」や「手順」を見える化した「仕事の形ツール」を提供します。このツールは汎用的かつ具体的な内容になっているため、即仕事に活用していただけます。

基本カリキュラム

【トヨタ流仕事の形】基本実践編(段取り・実行の形) 基本カリキュラム

項目 内容 研修のポイント

時間
(目安)

1.はじめに 本日の目的 ・トヨタ流仕事の形開発の経緯 10分
2.一般的な仕事の流れ(PDCA)と4つの形

①一般的な仕事の流れ(PDCA)
②トヨタ流4つの形(カタ)
③改善・改革・革新の違い

・PDCAサイクルを回すための4つの形とは?  10分

3.一味違った段取りや報連相のポイント

①上手な段取りのポイント
②上手な報連相のポイント
・左記 20分

4.段取り・実行の形
・解説
・事例紹介
・演習

①シーン1:仕事を受ける
②シーン2ー1:計画を立てる(企画)
③企画に役立つ2つの考え方
・課題の体系化(課題バラシ)
・仮説の設定と検証
④シーン3:報告・連絡・相談をする
⑤シーン2-2:計画を立てる(スケジュール作成)
⑥シーン4:途中で起きた問題を解決する(要因解析・対策と再発防止)
⑦シーン5:振返る
⑧シーン6:標準化と横展をする

・各ステップで考えるべき重要な視点と手順は何か?
・即仕事に活用できるツールの提供
・自身の仕事をもとにした演習
370分
5.まとめ

①本日のまとめ
②質疑

  10分

研修で目指すゴール

自身の仕事をPDCAに落とし込んで考えることができるようになる

自分自身の仕事においてPDCAの各段階で具体的に考えるべき「視点(項目)」や「手順」を身に付け、活用することができます。
例えばPの段階では「何のために(目的)」「何をいつまでに、どこまで(目標・ゴール)」「どのように(手段)」、そして「進める上でどのようなリスクがあるのか」など、企画に必要な要素を網羅的に考えることができるようになります。

ステップを踏んで、主体的に仕事を進められるようになる

例えばPの段階では「何のために(目的)」「何をいつまでに、どこまで(目標・ゴール)」「どのように(手段)」などを自ら考えて整理することで、自信を持って主体的に仕事を進めることができるようになります。

仕事の優先順位づけができるようになる

様々な仕事に対して「何のために(目的)」「何をいつまでに、どこまで(目標・ゴール)」を考えることで、それぞれの仕事が会社や組織にとってどの程度重要なのか?緊急性があるのか?などが明確になり、優先順位をつけることができるようになります。

受講者の声

【3時間研修】プロジェクト管理(チーム活動)の基本

メンバーの意欲と行動を引き出すプロジェクトマネジメント

プロジェクトはメンバーを上手く巻き込めるか否かが、チームの生産性や一体感に大きく影響を与えます。
ただし、実際には
「メンバーに任すよりも自分でやった方が早いけど…」
「メンバーがなかなか前向きに動いてくれない…」
「メンバーをOJTで育てる? 具体的に何をするのか…」
などリーダーは様々な悩みを抱えがちです。
この講座では、プロジェクトマネジメントにおけるメンバーの巻き込み・動機づけのスキルを学びます。

本研修のテーマ


プロジェクトマネジメントには、大きくタスク面(品質・効率の維持向上)と対人面(意欲と行動を引き出す)の両面があります。この研修では対人面のプロジェクトマネジメントの基本を学びます。 「プロジェクトの立ち上げ時に何をメンバーと共有すると良いか」「業務を指示する際に、前向きに受け止めてもらうために、どのように声をかけるとよいか」「良い結果を出したメンバーに、どのように誉めると効果的か」など、メンバーの意欲と行動を引き出すための関わり方を学びます。

こんな組織・人におすすめ

  • 対人面におけるプロジェクト管理(メンバーマネジメント)の基本を習得したい方

  • メンバーを活かしながら成果をあげることが期待される新任リーダー、新任マネジャー
  • eラーニングや録画された動画学習ではなく、短時間で社員が一緒に学ぶ研修の場を設けたい方

よく寄せられるニーズやお悩み

リーダーを対象に、チームのまとめ役として必要となる基本スキルを養いたい

担当領域の知識・スキルに長けている方、経験豊富な方がリーダーになることが多いと思います。しかし、リーダーは自分が動くことに加えて、メンバーに動いてもらうことが大きな役割です。
「いかにメンバーに前向きに動いてもらうか」…これをテーマに考えていきます。

メンバーが前向きに仕事に取り組んでくれない

メンバーへの仕事の指示の仕方で、メンバーの動きは大きく変わります。
「これやっておいて、誰でもいいから」「部長がやれっていっているからやっておいて」など言われても、前向きには受け止めることができません。

効果的な誉め方、叱り方を知りたい

誉めながら、ついつい次の仕事の依頼をしてしまう時があります。また単に「すごいね」と言われても、何を誉められれているか分かりません。
叱ることもストレスの要ることですし、ついつい避けがちです。しかし時にはリーダーは厳しく指摘することも大切です。

研修を受講するメリット

対人面のプロジェクトマネジメントのポイントを短時間で効率的に習得できる

「いかにメンバーを巻き込むか」「いかに前向きに動いてもらうか」という対人面のマネジメントのポイントを学びます。
プロジェクトリーダーのみではなく、一般の管理職でも必要な部下マネジメントの考え方を学びます。

明日から使える実践的なビジネススキルが身につく

研修では理論的な考え方ではなく、実際場面でどのようにメンバーに指示をするのか、どのような場面でメンバーに関わるのかという具体的な取り組み方を学びます。
メンバーとの接点で必要な、リーダーとしての部下マネジメントを具体的に学ぶことができます。

演習・事例を多用し、楽しみながら学べる構成

講師の一方的な解説ではなく、ケーススタディを交えて進行します。ケースは身近なケースですので、自分に当てはめて考えることができます。
またグループ討議や全体発表など受講者の方にも発言する機会が多くあり、退屈はさせません。

基本カリキュラム

■スタート時にメンバーを巻き込むために
  問題意識 ~事実と意見を分ける~
  目的・目標・成果物 さらには 前提条件・制約条件
  メンバーにとっての意味づけ

■メンバーに指示をするときに
  任すと丸投げ
  成果物のみ指示せず、目的・目標も明確に
  仕事として、成長機会として指示する

■メンバーに前向きに取り組んでもらうために
  上手くいった時こそ、プロセスを会話する
  誉めると叱る
  タイプ別動機づけ

研修で目指すゴール

プロジェクトを立ち上げる際に大切なポイントを理解する

メンバーに漫然と問題意識を伝えても、なかなかうまく伝わりません。また、どうしても「何をするのか」というアウトプットから仕事は始まりがちです。
まずは、プロジェクトの立ち上げ時にどのように背景や目的を伝えるかというポイントを学びます。

メンバーが前向きに取り組んでもらうための依頼の仕方のポイントを理解する

メンバーに指示をして業務を任せるのはリーダーの役割です。しかし、ついつい「これやっておいて」という一方的な指示をしがちです。
どのように仕事を任せて前向きに取り組んでもらうのかという業務指示の仕方を学びます。

メンバーと一体感を持って活動を進めるためのポイントを理解する

仕事が忙しくなるとコミュニケーションの機会が減り、どうしてもトラブル対応などマイナスの会話が多くなりがちです。しかし一体感を持つには、前向きな会話を増やすことが大切です。
そこで、メンバーと前向きな会話を増やす重要性や「誉める」際のポイントなどを学びます。

受講者の声