トヨタ流問題解決とは?
トヨタ流問題解決は、今や海外でも広く知られ、多くの企業に取り入れられている考え方「トヨタ流カイゼン」をもとに生まれました。トヨタでは「モノづくりは、人づくり」の精神が創業期より受け継がれています。自ら問題に気づいて解決し続ける人材を育成することで、職場のカイゼン風土を醸成し、組織を常に進化させています。
本研修では、トヨタ流問題解決の基本的な考え方や一連のステップと、それらをトヨタではなぜ大事にしているかを含めてお伝えします。
トヨタ流カイゼン(問題解決)の特徴は、製造業に限らずあらゆる事業・職種で活用可能な「カイゼン」サイクルの考え方を学べることです。トヨタ流カイゼン(問題解決)はトヨタ自動車の教育体系に組み込まれており、「仕事のどこに問題があるのか分からない」「問題を再発させない解決手法を学びたい」といった課題をお持ちの方におすすめの研修です。
トヨタ流問題解決の8ステップ
「問題解決の8ステップ」は問題の大きさや性質を問わず、問題解決を可能にするトヨタ独自の手法です。
「問題解決の8ステップ」は問題の大きさや性質を問わず、問題解決を可能にするトヨタ独自の手法です。ビジネスでは、自社に何らかの課題があると漠然と感じていながら、その課題がつかめず解決にいたらないことも多くあります。本研修では、8ステップの概要と考え方のポイントを半日間(4時間)のダイジェスト版で学びます。
こんな組織・人におすすめ
- トヨタ流問題解決の考え方、進め方を知りたい
- 有効で一貫性のある問題解決手法を社内導入し、成長し続けられる組織を目指したい
- 主体的に仕事に取り組む社員を育成し、カイゼン風土を醸成したい組織
よく寄せられるニーズやお悩み
問題解決をはじめるきっかけを作りたい
問題解決研修は1日間(7時間)が基本カリキュラムですが、本研修では基礎となる部分(8ステップの概要と考え方のポイント)を半日間(4時間)のダイジェスト版でお伝えします。「問題解決8ステップの一連の流れを掴みたい」「問題解決の考え方をはじめる前段階のきっかけが欲しい」といった方への導入として適した研修です。
ビジネス上の課題を知りたい
ビジネスでは、自社に何らかの課題があると漠然と感じていながら、その課題がつかめず解決に至らないことも多くあります。本カリキュラムでは、最初のステップに「問題の明確化」がある8ステップに従って、見えていない課題や表向きの原因とは異なる真因を発見する方法からレクチャーします。
研修のゴール
・問題解決8ステップの全体像を理解する
・ 各ステップの考え方のポイント(上手な実践の秘訣)を習得する
基本カリキュラム
半日(4時間)
項目 | 内容 |
---|
はじめに | ◆研修の目的 ◆トヨタ流問題解決5つのこだわり ◆問題解決の8ステップ |
Step1「問題の明確化」 Step2「現状把握」 Step3「目標設定」 Step4「要因解析」 Step5「対策立案」 Step6「対策実行」 Step7「効果の確認・評価」 Step8「標準化と維持管理」 |
8ステップの概要と 考え方のポイントを学ぶ |
受講者の声
トヨタ流 業務効率化(業務改廃)とは?
業務効率化(業務改廃)とは業務改善手法の一つであり、何らかの目的のために、現在の業務の工数を削減することです。製造過程におけるムダを排除し、現場の作業効率と生産性向上を実現するために編み出した「トヨタ生産方式」が広く知られていますが、事務部門においても業務や作業を効率化し、生産性向上や品質向上・原価低減を実現させています。その手法は製造部門以外にもご活用いただけます。
業務効率化の目的
業務効率化の実践には、その目的に合わせた進め方が重要です。
<業務効率化の目的>
昨今、テレワークの導入が進み、働き方は大きく変化しました。
本研修では、多くの人が課題に感じている業務効率化の上手な進め方を短時間で効率的に学びます。業務効率化の基本的な手順を身につけたい方におすすめの研修です。
こんな組織・人におすすめ
よく寄せられるニーズやお悩み
業務効率化の進め方がわからない
業務効率化と一言で言っても、様々な目的があります。重点課題へのリソーセスシフト、残業時間低減などそれぞれの目的に合った進め方が重要です。そこで業務効率化の具体的な進め方をわかりやすく体系化しました。職種を問わず活用していただける研修内容です。
忙しすぎて業務効率化に手を付けられない
業務効率化の難しさは、忙しい中で進めなければならないということであり、いかに効率的な手順を踏んで進められるかがカギとなります。そのためには、業務効率化の目的を明確にし、効率化の具体的な実践アプローチ(タイプ)を選択することで、スピーディーに効率化を進めることができるようになります。
仕事が増えるばかりで「効率化」が進まない
スタッフの仕事は目に見えないため、負荷がわかりにくいという特徴があります。結果として仕事が増え続けるという状況になりがちです。また、やらないよりはやったほうが良いという仕事も多くあり、それが効率化を妨げている要因のひとつになります。メンバーと一緒に「廃」の候補となる仕事を洗い出し、これまでのしきたりに囚われず、管理者自らが「決断」することが重要です。
研修を受講するメリット
トヨタ流 業務効率化(業務改廃)のポイントを短時間で効率的に習得できる
業務効率化の考え方や具体的な進め方を体系化し、研修プログラムとしてまとめました。業務効率化の定義からはじまり、目的、効率化のためのアプローチ、効率化のヒントなどをお伝えします。これまでの職場での取組みや進める上での課題などをふまえて、即実践につなげていただける内容となっております。
ムダを見つける視点と対策のヒントを得ることができる
トヨタの製造現場で実際に使われている「仕事のムダを見つけ出す」という考え方を、事務・技術系スタッフの仕事にもマッチするようアレンジしました。例えば、「使われていないアウトプットはないか?」「何も付加価値を与えていない手順はないか?」など具体的な視点を提供します。これによりスピーディーにムダを発見できるようになります。
自業務の効率化テーマを選び、実践しながら考え方や手法を学ぶことができる
業務効率化の目的を考えて、テーマを選定します。効率化の目的は大きく分けて「新規業務や重点課題へのリソーセスシフト」「残業時間、業務負荷の低減」「改善力の習得(人材育成)」「モチベーション向上」の4つがあります。また実践アプローチ(効率化のタイプ)には「改善」「改革」「決断(廃止、縮小、延期)」の3つがあります。自業務に合わせてこれらを適切に選択し、具体的な進め方をイメージしていただけます。
基本カリキュラム
■はじめに
■業務効率化とは?
・定義
・業務効率化の4つの目的
■業務効率化の上手な進め方
1. 対象業務選定のポイント
2. タイプ別 効率化実践の主担当
3. 『改善型』実践のポイント
4. 『改革型』実践のポイント
5. 『廃止・縮小・延期』実践のポイント
■まとめ
研修で目指すゴール
業務効率化の目的と対象業務選定のポイントを理解する
「新規業務や重点課題へのリソーセスシフト」「残業時間、業務負荷の低減」「改善力の習得(人材育成)」「モチベーション向上」といった業務効率化の4つの目的と、「誰の」「どの業務」を効率化の対象とするのかという業務選定の具体的な方法を理解していただきます。
改廃の方法(タイプ)と実践の主担当(役割)の違いを整理する
「改善」「改革」「決断(廃止、縮小、延期)」という3つの効率化の実践アプローチ(タイプ)により、誰が責任を持って実践していくのかという主担当(役割)が異なるということを理解していただきます。あわせて業務効率化を実践する上での管理職の役割、メンバーの役割についても理解していただきます。
目的に立ち返って考える『目的発想法』を習得する
『目的発想法』は改革の強力な手法です。そもそもの目的に立ち返り、「本当にその仕事は必要なのか?」「最新技術は活用できないか?」などを考えることで、仕事を廃止したり、これまでとは大きく違ったやり方に変えることができます。『目的発想法』はトヨタ生産方式の基本的な考え方のひとつでもあり、トヨタの製造現場で永年使われてきたこの考え方を事務・技術系スタッフの仕事でも使いこなせるようになります。
受講者の声
トヨタ流問題解決とは?
トヨタ流問題解決は、今や海外でも広く知られ、多くの企業に取り入れられている考え方「トヨタ流カイゼン」をもとに生まれました。トヨタでは「モノづくりは、人づくり」の精神が創業期より受け継がれています。自ら問題に気づいて解決し続ける人材を育成することで、職場のカイゼン風土を醸成し、組織を常に進化させています。
本研修では、トヨタ流問題解決の基本的な考え方や一連のステップと、それらをトヨタではなぜ大事にしているかを含めてお伝えします。また、わかりやすい演習を通して、問題解決の視点を理解し、体験しながら問題解決の基礎を学んでいただくプログラムです。
トヨタ流カイゼン(問題解決)の特徴は、製造業に限らずあらゆる事業・職種で活用可能な「カイゼン」サイクルの考え方を学べることです。トヨタ流カイゼン(問題解決)はトヨタ自動車の教育体系に組み込まれており、「仕事のどこに問題があるのかわからない」「問題を再発させない解決手法を学びたい」といった課題をお持ちの方におすすめの研修です。
トヨタ流問題解決の8ステップ
「問題解決の8ステップ」は問題の大きさや性質を問わず、問題解決を可能にするトヨタ独自の手法です。
ビジネスでは、自社に何らかの課題があると漠然と感じていながら、その課題がつかめず解決に至らないことも多くあります。本カリキュラムでは、最初のステップに「問題の明確化」がある8ステップに従って、見えていない課題や表向きの原因とは異なる真因を発見する方法からレクチャーします。
こんな組織・人におすすめ
よく寄せられるニーズやお悩み
トヨタ流問題解決手法を知りたい
「理論はわかったけれど、実践しようとうまくいかない」「書籍を見ながらやってみたものの、問題解決に至っていない」といったお悩みに応えるべく、講義と演習を交え、わかりやすくレクチャーいたします。
ビジネス上の課題を知りたい
ビジネスでは、自社に何らかの課題があると漠然と感じていながら、その課題がつかめず解決に至らないことも多くあります。本カリキュラムでは、最初のステップに「問題の明確化」がある8ステップに従って、見えていない課題や表向きの原因とは異なる真因を発見する方法からレクチャーします。
業務改善を図る取組みを定着させたい
問題解決手法の習得を通じ、自ら問題に気づいて解決し続ける人材を育成し、職場改善風土の醸成が図れます。
研修を受講するメリット
演習を通じて問題解決の考え方を深く習得することができます
本研修は講師の話を聞いて知識をインプットするだけでなく、各ステップごとに演習を交え、手法を習得します。受講後、8ステップを職場のメンバーに説明できるレベルを目指します。
研修で習得した手法を実際の担当業務で活かすことができます
考え方を習得することで、問題を発見する力が向上します。また、ステップにおける考え方のコツ・秘訣までしっかり明文化(文章化)しており、これによって研修内容を職場で応用するときも、方向性を見間違うことなく問題解決につなげられます。本1日間(7時間)研修では演習を多く織り込み、一人ひとり、個人の問題に当てはめた実践を目指します。
基本カリキュラム
1日(7時間)
項目 | 内容 | 研修のポイント |
---|
はじめに | ◆研修の目的 ◆トヨタ流問題解決5つのこだわり ◆問題解決の8ステップ | ◆問題解決の考え方とメリットを理解する
◆各ステップのつながりを把握する |
Step1 「問題の明確化」 | ⑴あなたにとっての「問題」とは ⑵「あるべき姿」とは ⑶「問題(ギャップ)」とは ⑷2種類の「問題」 ⑸テーマの目的・背景を考え、「あるべき姿」を示す ⑹「あるべき姿」の目的・背景を示す ◆上手な実践の秘訣(考え方)/問題解決の考え方が重要な理由 | ◆目的を明確にしたうえで「あるべき姿」を示す ◆あるべき姿と現状の差(=問題)を「ものさし」を用いて数値で示す ◆現状を事実・データで示し、これらを関係者と合意する |
Step2 「現状把握」 | ⑴解決すべき部分=「攻め所」を特定する ⑵視点(○○別)の考え方 ⑶攻め所の候補が複数出てきたとき ⑷視点をもとに現状を事実やデータで分析する ⑸攻め所に優先順位をつける ⑹攻め所を決める ⑺プロセス(手順)の攻め所を見つける「プロセス分析」 ◆上手な実践の秘訣(考え方)/問題解決の考え方が重要な理由 | ◆これまでの取組みを振り返る ◆攻め所(優先的に改善すべき所)を特定する ◆事実・データで攻め所を特定する ◆効果・緊急度・拡大傾向などの観点から優先順位をつける
|
Step3 「目標設定」 | ⑴達成する目標を決める ⑵「あるべき姿」と「目標」 ⑶「目標」を立てる際のポイント ◆上手な実践の秘訣(考え方)/問題解決の考え方が重要な理由 | ◆「特定した攻め所」に対する目標を設定する
◆「ものさし」を設定して数値で示す |
Step4 「要因解析」 | ⑴2つのアプローチ ⑵「特定した攻め所」に対して、要因(なぜ)を考える ⑶事実(データ)で確認する ◆上手な実践の秘訣(考え方)/問題解決の考え方が重要な理由 | ◆仮説を立てて要因を洗い出す
◆事実やデータに基づいて仮説を検証し、真因を特定する |
Step5 「対策立案」 | ⑴対策を立案する ⑵対策案の絞込みの基準 ⑶対策検討時に大切なこと ⑷実行計画を立てる ◆上手な実践の秘訣(考え方)/問題解決の考え方が重要な理由 | ◆複数の対策案を考える ◆効果、コスト・工数、リスクなどの観点から有効な対策を選定する ◆実行計画策定時には目的と目標をあらためて確認する |
Step6 「対策実行」 | ⑴対策実行中のポイント ⑵対策をやりぬくために ◆上手な実践の秘訣(考え方)/問題解決の考え方が重要な理由 | ◆進捗状況を見える化、確認し、必要に応じてスピーディーに対応する |
Step7 「効果の確認・評価」 | ⑴結果とプロセスの振り返り ⑵問題解決における「成功」とは? ⑶Step7の評価により、次の行き先が変わる ◆上手な実践の秘訣(考え方)/問題解決の考え方が重要な理由 | ◆目標に対する達成度を確認する
◆取組み過程(プロセス)を評価する |
Step8 「標準化と維持管理」 | ⑴成果を定着させる ⑵「標準」とは何か? ⑶標準作りのポイント ⑷維持管理の大切さ ⑸維持管理のポイント ⑹「横展」の進めかた ⑺「あるべき姿」の達成度によって、次の行き先が変わる ◆上手な実践の秘訣(考え方)/問題解決の考え方が重要な理由 | ◆良い取組みを標準化し、仕組みにする
◆良い取組みを横展する |
まとめ | 問題解決の全体像、ポイントの振返り | |
研修で目指すゴール
問題点に気づき、適切な解決策を計画的に講じることができる
潜在的な課題に気づく力が身につき、まだ誰も気にしていない問題点に対して適切な解決策を策定することができるようになります。
現状を知り、真の原因を見極められるようになる
表面的な問題に惑わされない現状把握の方法がわかり、真因を見極めた上で対処できるようになります。
問題解決に対して主体的になる
問題に直面したときの対応を知り、「問題を解決できる」実感を得ることで、能動的に問題解決に取り組めるようになります。
受講者の声
トヨタ流マネジメントとは?
トヨタでは製造部門に限らず、事務部門においても徹底した現状分析と問題解決の手法が、OJT(教え教えられる文化)を通じて脈々と伝えられています。一方では、過去の成功に安住せず、トヨタ自身を変革する動きも活性化しています。伝統を大切にする心に加え、「誰かのために」行動し、変革を実現できる人材の育成を常に目指しているのです。
本講演では、トヨタ自動車で部長を務めた講師が、トヨタの両面を体験した経験から、トヨタの伝統的な強みと更にそれを変えていこうとする取り組みについてお話します。
講師からのメッセージ
私は、31年間にわたり商品企画、海外営業、広告・宣伝といった部門で「様々なトヨタ」を経験しました。その中で、「現地現物主義」、「カイゼン」といった企業文化を脈々と引き継ぎながらも、自ら変革への挑戦を続けていくことの重要性を学ぶことができました。
2016年に独立し、現在は様々な会社のお手伝いをさせていただいていますが、企業を取り巻く環境が変わる中で、多くの会社が組織の変革に悩まれていると感じています。トヨタ時代の経験も題材にしながら、組織を変えるために必要なことや、マネジメントに求められる資質、行動等についてお伝えいたします。
こんな組織・人におすすめ
よく寄せられるニーズやお悩み
トヨタ流のマネジメントの秘訣を知りたい
トヨタと聞くと、「生産方式」や「カイゼン」といった言葉が思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。本講演では、製造部門ではなく、営業やマーケティングといった事務部門の事例を用いて、企業がチャレンジ精神を持ち続け、改革を続けるためのマネジメントに求められる資質、行動等をお伝えします。
自発的なカイゼンの組織風土を醸成したい
トヨタには、創業以来の強みを伝承しながら、時には大胆にチャレンジする組織風土(伝統と革新)があります。トヨタ自動車での長年の実務経験をふまえながら、組織の士気を高めチャレンジ集団を作るための取り組みについて、具体的にお話いたします。
製造ではなく、トヨタのマーケティング領域をテーマにした講演が聞きたい
ビジネスではマーケティングという言葉をよく見聞きします。その定義や役割を明確に理解・説明するのは難しい、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ご希望に応じて、「組織人として使えるマーケティング」、例えば、マーケティングとセールスのあるべき関係、マーケティングにおけるブランディングの役割等について分かりやすくお話します。
研修を受講するメリット
トヨタ自動車の部長を務めた講師が登壇
トヨタの営業・マーケティング部門で部長を務めた経験から、人材育成術をお話します。企業がチャレンジ精神を持ち続け、改革を続けるためには組織のバックアップを引き出す個人の力が必要です。自組織の価値観・創業の精神に関する理解を一層強化し、具体的な行動変容につなげることの重要性をお伝えします。
チャレンジする組織づくりに必要な考え方とマインドを学ぶことができる
トヨタでやりたいこと・やるべきことを言語化し、主体的にチャレンジに取り組んできた講師の実体験から、チャレンジするために必要な組織マネジメントやリーダーシップについて具体的にお話いたします。
部門間連携の重要性を再確認できる
組織を改善するためには、他部署のリーダーとコミュニケーションをとり、巻き込んで進めることが不可欠です。部門間連携の重要性やリーダーと現場の役割の違いを再認識いただけます。
基本カリキュラム
■講演形式
「トヨタで学んだ組織マネジメント~チャレンジできる組織に変革する」
(90分間)
研修で目指すゴール
トヨタの人材育成の考え方とマインドを学ぶ
トヨタでは、全ての社員がフィロソフィーや歴史を理解した上で、「トヨタらしさ」を自身の言葉として言語化し、周囲に伝承できることを目指しています。自組織の強みを言語化し、主体的にチャレンジすることとはどのようなことか、学んでいただきます。
トヨタ流の組織マネジメントを通じて、自職場の取り組みを整理する
自職場のマネジメントの現状と照らし合わせていただくことにより、課題や不足している取組みへの理解が深まります。あるべき姿への気づきにもつながります。
伝統と革新の関係性を理解する
伝統は革新によって守られる、とよく言われます。創業以来の強みの伝承と、『モノづくりは、人づくり』の精神のもと、質創造(価値創造+品質保証)を実践する両面の考え方を理解していただきます。
受講者の声
お客様の期待を理解し、好印象を与えられる実践的なビジネスマナーを習得
高品質な接客・応対実現のため、CS(顧客満足度)の重要性を理解し、お客様に好印象を与える表情・身だしなみ・立ち居振る舞いなど接遇の具体的な表現方法を実践的に体得します。
マナーの基本を理解し(振り返り)、お客様の期待に応えるための応対の基本を考える
基本的なマナーを知らない方はもとより、既に業務に就いている方は初心に立ち返り、店頭応対で必要なスキルと、自身が「出来ていること」「出来ていないこと」の習得度を確認しながらあらためてマナーについての理解を深めます。また、お客様アンケートやCSの考え方をふまえ、お客様の期待を理解します。そしてそのお客様の期待に基づき、応対の基本(心構えと、応対の型)を磨きます。
こんな組織・人におすすめ
よく寄せられるニーズやお悩み
マナーの基本を知らないスタッフ、出来ていないスタッフに、その重要性を理解させたい
新卒や異業種からの転職等、マナーの基本を学んだことが無い方はもとより、学んだことがあっても忘れている、日々の業務に追われておざなりになっている方に、今一度基本を振り返り、現場で実践出来るようにお伝えします。
お客様からの期待に気づけないスタッフの意識を改革したい
お客様対応について、期待や希望をよく考えず、業務の一環として流してしまいがちなスタッフに、あらためてCSの重要性、お客様からの声等から考え、学んでいただきます。
研修を受講するメリット
「自業務に必要な応対力とは何か」をあらためて考える
CSの考え方やお客様アンケート等から、自業務にとって必要な応対力をワーク等を通じて考えます。お客様の期待に応えるために必要なマナーについて、自分ごとで考えることで、お客様応対についての理解度を深めます。
自身のマナーや応対力の「現状」を知り、出来てないことを再確認することで出来ることを増やせる
自分では出来ていると思っていることも、実際には出来ていないことが多いものです。研修を通じて、自分が出来ていないことを振り返り、応対の強化を図ります。
接客応対の一連の流れを再確認し、実践に活かすことが出来る
お客様応対について、準備・お出迎えからお見送りまで、一連の流れを想定し、CS向上のためのポイントを考察します。実際の業務に照らし合わせて考えることで即実践に活かすことが出来ます。
基本カリキュラム
第一章 ビジネスマインドを磨く
1.CSの重要性
2.マナーとは
第二章 第一印象の重要性
1.第一印象の重要性
2.社会人としての身だしなみ
3.好感の持てる表情づくり・視線
4.挨拶の重要性
5.立ち居振る舞い
第三章 社会人しての言葉遣い
1.尊敬語・謙譲語・丁寧語
2.正しい呼び方
3.感じの良い話し方
4.感じの良い聴き方
第四章 電話応対
1.電話応対の基礎
2.電話応対会話事例
第五章 来客応対
1.来客応対の基礎
2.名刺交換
3.席次
4.呈茶
5.訪問時の流れ
第六章 ビジネス文書
1.ビジネス文書の基礎
2.社内文書
3.社外文書
4.封書の書き方
5.メールの送受信
※基本カリキュラムは、目安としての標準パターン(所要2日間)です。
ご要望を伺い貴社のご要望や課題にあわせ最適な仕様をご提案いたします。
研修で目指すゴール
応対・マナーの基本を理解(再確認)し、統一感ある応対を目指す
それぞれが我流で実施していた応対・マナーについて、一度振り返り、学びなおすことで、基本を理解し、店舗や現場内での統一感が生まれます。
出来てないことを客観的に理解する
「自分は出来ている」という思い込みが、修正の機会を阻害していることは多いのではないでしょうか。今一度振り返ることで自分の現状を理解し、学び直しが可能です。
お客様の期待に寄り添った、心のこもった応対の重要性を理解する
応対・マナーを「なんとなく」「やれといわれているから」やっていてもお客様には伝わりません。お客様からのご意見や事例考察から、お客様の期待に寄り添い、「お客様が求めている」応対を目指すことでCS向上を目指します
受講者の声
トヨタ流仕事のカタとは?
トヨタの強みのひとつは「仕事の進め方」と「それを実践できる人材」にあると言われています。
技術職・事務職向けには問題解決ステップ(カイゼン)や自工程完結など形式知化されているものもありましたが、一方で暗黙知になっていることも多々ありました。
そこでトヨタ流の仕事の考え方や視点、手順を「段取り・実行のカタ」「改善のカタ」「改革のカタ」「革新(価値創造)のカタ」の4つのカタとして体系化し、日々の仕事で活用できるツールの形にまとめ上げました。
『トヨタ流仕事のカタ 基本実践編「段取り・実行のカタ」』では、仕事の基本となるPDCAの具体的な実践方法を、演習を通して理解していただきます。企画要素の多い仕事にも有効です。
仕事の流れと4つのカタの全体像
仕事の流れ
仕事の基本はPDCAです。
P(PLAN)の段階では、上司や先輩から仕事を付与されることが多いと思います。そしてその仕事に対して計画を立てます。計画を立てる段階では二つのことを行います。まずは何のために何をどうするのか?ということを明確にします。
つまり企画のフェーズです。さらに実行計画、すなわちスケジュールを作成します。
D(DO)の段階では、実行途中で起きた問題を解決しつつ、計画に沿って仕事を実行します。
C(CHEK,ACTION)の段階では、仕事の成果と取組み過程を振り返り、標準化と横展を行います。
4つのカタ
本研修では基本実践編として、「段取り・実行のカタ」をお伝えします。
仕事には様々な種類がありますが、このカタを活用する場面が一番多く、すべてのカタの基本です。改善のカタ、改革のカタのエッセンスも織り込まれおり、質の高い仕事をスピーディーに進めるための「基本となる考え方」や「手順」を学んでいただけます。
こんな組織・人におすすめ
よく寄せられるニーズやお悩み
本研修で学べるトヨタ流の「段取り」のポイントを知りたい
トヨタ流の「段取り」のポイントは、一つひとつの仕事について「何のために(目的)」「何をいつまでに、どこまで(目標・ゴール)」「どのように(手段)」など、仕事に必要な要素を徹底的に考えることです。そのための「視点」や「手順」をお伝えします。
まだ業務全体の把握ができていない新人に本研修を実施したい
仕事の経験の浅い新人であっても、質の高い仕事をスピーディーに進めるための「視点」や「手順」を学ぶことで、より早く成長することができます。また上司や先輩としても「視点」や「手順を」が見える化された「仕事の形ツール」を活用することで、少ない時間で新人を育成をすることができます。
新人も「仕事のカタ ツール」を活用することで、業務の全体像を把握・理解することができ、自律的な改善やモチベーションの向上にもつながります。
企画を重視した「段取り」のコツを知りたい
企画には唯一無二の正解がないことが多いため、提案書の書き直しなどが多く発生し、時間のムダやモチベーションの低下を招くことが少なくありません。 しかしながら企画には、多くの仕事に共通する押さえておくべき項目(段取りのコツ)があり、それを体系化したものがトヨタ流の仕事のカタです。 本研修では自らの仕事を題材とした演習を通して、これらのコツを理解していただきます。
研修を受講するメリット
トヨタの強みとなっている技術職・事務職の仕事の進め方(考え方や視点、手順など)を習得することができる
質の高い仕事をスピーディーに進めるために、PDCAの各段階で必要になる「基本となる考え方」や「手順」を学んでいただけます。
例えばPの段階では、「何のために(目的)」「何をいつまでに、どこまで(目標・ゴール)」「どのように(手段)」、そして「進める上でどのようなリスクがあるのか」など、仕事に必要な要素を網羅的に考えることができるようになります。
一味違った段取りや報連相の手法が身につく
質の高い仕事をスピーディーに進めるためには、Pの段階(段取り)が最も重要になることが一般的です。本研修では例えばPの段階の二つの要素である「企画」と「実行計画(スケジュール)の作成」のポイントを、自らの仕事を題材として学んでいただけます。
また報連相を効果的・効率的に行うとともに上司や先輩からも信頼される伝え方もお伝えします。
明日からの仕事に即活用できる
質の高い仕事をスピーディーに進めるための「基本となる考え方」や「手順」を見える化した「仕事のカタ ツール」を提供します。このツールは汎用的かつ具体的な内容になっているため、即仕事に活用していただけます。
基本カリキュラム
【トヨタ流仕事のカタ】基本実践編(段取り・実行のカタ) 基本カリキュラム
項目 |
内容 |
研修のポイント |
時間 (目安)
|
1.はじめに |
本日の目的 |
・トヨタ流仕事のカタ開発の経緯 |
10分 |
2.一般的な仕事の流れ(PDCA)と4つのカタ |
①一般的な仕事の流れ(PDCA) ②トヨタ流4つのカタ ③改善・改革・革新の違い
|
・PDCAサイクルを回すための4つのカタとは? |
10分 |
3.一味違った段取りや報連相のポイント
|
①上手な段取りのポイント ②上手な報連相のポイント |
・左記 |
20分 |
4.段取り・実行のカタ ・解説 ・事例紹介 ・演習
|
①シーン1:仕事を受ける ②シーン2ー1:計画を立てる(企画) ③企画に役立つ2つの考え方 ・課題の体系化(課題バラシ) ・仮説の設定と検証 ④シーン3:報告・連絡・相談をする ⑤シーン2-2:計画を立てる(スケジュール作成) ⑥シーン4:途中で起きた問題を解決する(要因解析・対策と再発防止) ⑦シーン5:振返る ⑧シーン6:標準化と横展をする
|
・各ステップで考えるべき重要な視点と手順は何か? ・即仕事に活用できるツールの提供 ・自身の仕事をもとにした演習 |
370分 |
5.まとめ |
①本日のまとめ ②質疑
|
|
10分 |
研修で目指すゴール
自身の仕事をPDCAに落とし込んで考えることができるようになる
自分自身の仕事においてPDCAの各段階で具体的に考えるべき「視点(項目)」や「手順」を身に付け、活用することができます。
例えばPの段階では「何のために(目的)」「何をいつまでに、どこまで(目標・ゴール)」「どのように(手段)」、そして「進める上でどのようなリスクがあるのか」など、企画に必要な要素を網羅的に考えることができるようになります。
ステップを踏んで、主体的に仕事を進められるようになる
例えばPの段階では「何のために(目的)」「何をいつまでに、どこまで(目標・ゴール)」「どのように(手段)」などを自ら考えて整理することで、自信を持って主体的に仕事を進めることができるようになります。
仕事の優先順位づけができるようになる
様々な仕事に対して「何のために(目的)」「何をいつまでに、どこまで(目標・ゴール)」を考えることで、それぞれの仕事が会社や組織にとってどの程度重要なのか?緊急性があるのか?などが明確になり、優先順位をつけることができるようになります。
受講者の声
学生から社会人へ・・・基本的なビジネススキルを習得しつつ、自ら考え、行動変容を促すキッカケに
新入社員に求められる、「ビジネスマインド(社会人としての自覚・心構え)」「ビジネスマナー(第一印象の重要性・言葉遣い・電話応対など)」について、演習を中心に実践的に体得します。
社会人として必要な基本的知識・スキルと考え方を習得する
社会人として、社内外様々な人と関わることになる新入社員(内定者)の皆様に必要不可欠である基本的なビジネスマインドとスキルをお伝えします。経験豊富な講師が、イメージしやすく、分かりやすくお教えします。実践的、感覚的に学んでいただくことで、より理解を深め、即お客様対応に活かせる内容です。教えてもらうことに慣れている方の行動変容を促し、かつ知識を伝えることで自信を持って一歩踏み出していただけるように、社会人として最初の一歩を踏み出すための大切な研修です。
こんな組織・人におすすめ
- 内定者
- 新入社員
- 中途採用社員(第二新卒等、社会人経験の浅い方)
よく寄せられるニーズやお悩み
受動的で「教えてもらう」意識が強い新入社員への行動変容を促したい
学生時代には「教えてもらう」ことが当たり前で、自ら考えて動くことが苦手な傾向がある新入社員に、社会人として、主体的に行動することの大切さを説きます。学生時代には「教えてもらう」ことが当たり前で、自ら考えて動くことが苦手な傾向がある新入社員に、社会人として、主体的に行動することの大切さを説きます。
通り一辺倒のマナーしか知らず、マナーの重要性の根本がわかっていない
就職活動のためのマニュアル的なマナーしか知らない方に、マナーの必要性・重要性をお伝えし、自分のためのマナーではなく、相手を尊重するためのマナーを理解しながら学びます。
電話や文書のマナーに苦手意識があるイマドキ世代にわかりやすく伝えてほしい
携帯電話の普及で、電話の取次ぎや、そもそも電話を掛ける機会が減っている年代のスタッフに、電話応対の基礎知識を習得してもらいます。同様に文書に起こすことが極めて少ない方に、文書作成の基本をお伝えします。
研修を受講するメリット
社会人としての心構えを確認し、業務に取り組む姿勢への理解が深まる
まず社会人として「意識」するべきことを確認します。そのうえで、仕事を円滑に進めるための「PDCAサイクル」や、「報(ほう)連(れん)相(そう)」の重要性を解説し、理解を深めます。
第一印象の重要性について学び、レベルアップを図れる
第一印象の重要性について学び、表情トレーニングを行います。加えて身だしなみのポイント、動作の基本となる「正しい姿勢」「立ち方、座り方」「指し示し」「お辞儀」について、講師からレクチャーのうえ実践的にトレーニングします。
言葉遣いや電話応対を実践的に習得できる
相手との円滑なコミュニケーションのための、敬語の種類や使い方、話し方・きき方を学び、お客様対応を想定した会話練習、電話応対の練習を行います。
基本カリキュラム
第一章 ビジネスマインドを磨く
1.社会人としての心構え
2.社会人に求められる8つの意識
3.作業と仕事の違い(PDCAサイクル)
4.「ほう」・「れん」・「そう」の重要性
第二章 第一印象の重要性
1.第一印象の重要性
2.社会人としての身だしなみ
3.好感の持てる表情づくり・視線
4.挨拶の重要性
5.立ち居振る舞い
第三章 社会人しての言葉遣い
1.尊敬語・謙譲語・丁寧語
2.正しい呼び方
3.感じの良い話し方
4.感じの良い聴き方
第四章 電話応対
1.電話応対の基礎
2.電話応対会話事例
第五章 来客応対
1.来客応対の基礎
2.名刺交換
3.席次
4.呈茶
5.訪問時の流れ
第六章 ビジネス文書
1.ビジネス文書の基礎
2.社内文書
3.社外文書
4.封書の書き方
5.メールの送受信
※基本カリキュラムは、目安としての標準パターン(所要2日間)です。
ご要望を伺い貴社のご要望や課題にあわせ最適な仕様をご提案いたします。
研修で目指すゴール
社会人としての基本マナーの知識を習得し、現場業務に活かす
様々なお客様に失礼のない対応が出来るよう、基本的なマナーを実践的にお伝えします。同時に「なぜそれをするのか」という理由や意味もお伝えすることで、理解度を深めます。
新入社員同士のレベル感や、マナーに対する認識を統一する
即現場でのOJT教育では、伝える人によって差が生じます。同じ状況下で学ぶことにより、意識の統一を図ることが出来、お互いの理解度がわかります。新入社員同士の交流・一体感醸成にもつながります。
受講者の声
トヨタ流A3資料とは?
トヨタには企画書や報告書などの資料を、A3用紙1枚で作成する文化があります。新入社員の時からA3の紙1枚にまとめ、限られた時間で説明する訓練を繰り返すことにより、「考えをまとめ、相手にわかりやすく伝える力」を磨きます。仕事の質と効率を高めるために、組織全体で実践されています。
本研修のテーマ
①の「問題解決ステップ」は課題の大きさや性質を問わず、問題解決を可能にするトヨタ独自の手法です。
本研修では、②「A3」と③「資料作成術」の部分に焦点を当て、「読み手のストレスを減らし、シンプルに伝える」ための資料作成の基本を短時間で効率的に学びます。
こんな組織・人におすすめ
- トヨタ流のA3資料に興味関心がある方
- 生産性向上に向けて、ビジネススキルを磨きたい方
- eラーニングや録画された動画学習ではなく、短時間で社員が一緒に学ぶ研修の場を設けたい方
よく寄せられるニーズやお悩み
「何を伝えたいのか、わからない」社内資料がよくあり、改善したい
資料は「読み手」のために存在します。しかし、ついつい読み手のことを忘れて、「自分」のために作成しがちです。すると、ついつい文章も「自分が分かればよい」となり冗長になります。
「読み手に何を伝えたいのか」「読み手にどうして欲しいのか」を明確にすることが資料作成の入り口です。
自分なりの考えを筋道立てて論理的にまとめるコツが知りたい
筋道立てて、論理的に伝えるにはピラミッドストラクチャーが有効です。理由は以下の3つです。
1.結論を先に示すことで、読み手の理解が早まる
2.その理由を続いて伝えることで、納得感が高まる
3.さらに理由の数を先に伝えることで、安心感が高まる。
以上3つの理由により、ピラミッドストラクチャーが有効です。(これも、その活用例です)
情報を整理して表現することが苦手で、文章が長くなってしまう
小学校の時に「原稿用紙10枚書きなさい」という宿題が良くありました。我々は長い文章を書く教育をずっと受けてきたのです。
しかし、ビジネス場面は逆です。いかに「短く、シンプル」に伝えるかが問われます。同じ情報量であれば、短い文章の方が良いのです。
研修を受講するメリット
トヨタ流のA3資料作成のポイントを短時間で効率的に習得できる
「A3一枚にまとめる」ことで、読み手に全体像が一目で伝わります。全体が見えることで、流れをイメージしたうえで資料を読むことができます。
さらに紙面が限られますので、情報の取捨選択が求められます。本当に必要な情報を構造的に整理する…これがトヨタのA3資料のポイントです。
明日から使える実践的なビジネススキルが身につく
文章を書くことに1日のどれほどの時間を割いているでしょうか?資料作成のみではなく、資料のチェックやさらにはメール作成も含めると相当の時間のはずです。
文章作成術を高めることは、自身の時間を効率的に使うとともに、相手に的確に伝えることで仕事の生産性を高めることに大きく貢献します。
演習・事例を多用し、楽しみながら学べる構成
講師の一方的な解説ではなく、演習を交えて進行します。実際に資料の一部を作成していただき、体験を通じて学びます。
またグループ討議や発表を通じて、受講者の方にも発言する機会が多くあり、退屈はさせません。
基本カリキュラム
■分かりやすい資料
■トヨタのA3資料
■資料作成のステップ
1.目的を明確 にする
2.ストーリーを考える
3.主張を明確にする
4.文章を整える
5.視覚効果を高める
研修で目指すゴール
資料作成における「読み手視点」の重要性を理解する
資料作成の入り口は「読み手を明確にすること」です。読み手が「関心の高い人・低い人」「前提の理解がある人・ない人」により、作りこみの度合いが変わってきます。
さらには読み手に「理解して欲しい・行動して欲しい・判断して欲しい」により内容も変わります。この「読み手」を意識して資料作成する重要性を学びます。
トヨタ流のA3資料作成がもたらす、仕事の質・効率への効果を学ぶ
全体像を分かりやすく伝え、必要な情報のみを構造化して伝えることで、仕事の質を高めます。また、A3一枚なので作成側も読み手側も短時間で済み、仕事の効率を高めます。
このような仕事の質と効率を高めるA3資料作成術を学びます。
わかりやすい資料作成のための5つのステップを習得する
はじめに(1)目的を明確にし、(2)ストーリー(タイトルの流れ)を考える。そして、(3)タイトルごとの主張を明確にし、(4)文章を整えます。最後に(5)視覚効果も工夫します。
この基本的な5つのステップを習得し、仕事で活かすイメージを持っていただきます。
受講者の声
店舗スタッフとして必要な応対力や商品訴求のための話法を学ぶ
お客様にとって相談しやすい店舗、スタッフを育成するために、お客様の期待から考察し、実際のお客様応対を想定しながら、ポイントごとに学び、体得します。
お客様ニーズに寄り添い、期待を超えるサービスを提供する
時代背景やお客様アンケート調査結果等をふまえ、お客様の期待を理解し、お客様の期待を超えるサービス実現を目指します。トレーニングやロールプレイングを通じて応対力向上を図ります。お客様にとって理解しやすい効果的な伝え方を体得し、商品訴求力を高めます。
こんな組織・人におすすめ
よく寄せられるニーズやお悩み
仕事はしっかりしているが、お客様対応は苦手なスタッフのスキルを強化したい
ひとつひとつの仕事(作業)はきちんとしているものの、お客様対応は苦手、というスタッフの方に、お客様が店舗にお越しくださる際のメリットや期待を考えさせ、接客に対するイメージを払拭します。
作業は得意だが、マナーは無頓着なスタッフに重要性を理解させたい
一連の作業が得意で慣れているが故、マナーはおざなり・・・というスタッフの方に、多様な考え方のお客様に対して、感じのいい応対やマナーの大切さを伝え、重要性を理解しながら体得いただきます。
研修を受講するメリット
CS(顧客満足度)の現状を理解し、お客様に寄り添った応対が身につく
CSの考え方やお客様からの声等を踏まえ、お客様からの高い期待に応えるため、スタッフに求められる応対や説明の重要性を理解し、実践的に体得します。
一連の応対シーンを想定し目指すべき応対に向けて考察・演習し、強化
お客様をお迎えし、応対する一連のシーンを想定し、各シーンに合わせたマナーを振り返り、練習し、強化します。実践的で明日からスグに使えます。
・表情トレーニング
・店舗でのお客様との会話を想定した会話練習
・作業内容等の分かりやすい説明 他
お客様にとってのメリットを再確認できる
お客様が自社を選んでくださるメリットを確認します。そのうえでお客様に分かりやすく伝えるとはどういうことか、考察します。効果的な説明話法のテクニックを学び、実際に作成した話法を伝える演習を実施します。
基本カリキュラム
1.自業務に必要な応対力とは
・CSについて考える
・信頼・感動の獲得に向けて
・シーン別ケーススタディ
~お客様アンケート等を題材に、どのような行動をとれば良いかを考える
2.応対力向上
・第一印象の重要性~自身の現状を把握する(表情・身だしなみ)
・言葉遣いレベルチェック
・CS向上のための応対トレーニング
~一連の応対シーンを想定し、CSを高めるためのシーンごとのポイントを考察・演習し、強化する
シーン1)準備・スタンバイ
シーン2)お出迎え
シーン3)受付手続き
シーン4)ご相談内容等の確認
シーン5)誘導・お見送り
3.商品説明力向上
・自社の価値を考える
・お客様への商品訴求を考える
・効果的な商品説明話法
研修で目指すゴール
お客様の期待を理解し、期待を超えるサービスの実現を目指す
店舗の現状をお客様の声等から考察し、お客様の期待に応えるための、スタッフに求められる応対や説明の重要性を理解します。
一連の応対シーンを想定し、目指すべき応対に向けて考察、強化する
店舗における実際の応対シーンを想定し、各シチュエーションごとのマナーのポイントを学びます。実践的で明日から使えます。
お客様に分かりやすく伝えるとはどういうことか、考察し、話法を習得する
効果的な説明話法のテクニックを学び、実際に作成した話法を使ってロールプレイングを行います。
受講者の声
トヨタ流仕事のカタとは?
トヨタの強みのひとつは「仕事の進め方」と「それを実践できる人材」にあると言われています。
技術職・事務職向けには問題解決ステップ(カイゼン)や自工程完結など形式知化されているものもありましたが、一方で暗黙知になっていることも多々ありました。
そこでトヨタ流の仕事の考え方や視点、手順を「段取り・実行のカタ」「改善のカタ」「改革のカタ」「革新(価値創造)のカタ」の4つのカタとして体系化し、日々の仕事で活用できるようまとめ上げました。
『トヨタ流仕事のカタ とは?(概要)』では4つのカタの概要を、かつてトヨタ自動車に在籍し、現在もグループ会社を含めて研修やコンサルティングに従事している講師が、自身の体験談も含めて講演形式でお伝えします。
*ご注意: 本講座では実践ツールの提供はありません。
仕事の流れと4つのカタの全体像
仕事の流れ
仕事の基本はPDCAです。
P(PLAN)の段階では、上司や先輩から仕事を付与されることが多いと思います。そしてその仕事に対して計画を立てます。計画を立てる段階では二つのことを行います。まずは何のために何をどうするのか?ということを明確にします。
つまり企画のフェーズです。さらに実行計画、すなわちスケジュールを作成します。
D(DO)の段階では、実行途中で起きた問題を解決しつつ、計画に沿って仕事を実行します。
C(CHEK,ACTION)の段階では、仕事の成果と取組み過程を振り返り、標準化と横展を行います。
4つのカタ
本研修では仕事の4つのカタの概要を講演形式でお伝えします。
技術職・事務職の仕事は大きく分けて4つあります。一つ目は段取りをしっかりと行い仕事を進めていく『段取り・実行のカタ』。このカタはすべての基本です。二つ目は悪いところを見つけて対策を打つ『改善のカタ』、三つ目はこれまでのやり方に囚われず大きく変える『改革のカタ』、そして新しい価値を創造する『革新のカタ』です。本講義ではそれぞれの形の特徴や概要を学んでいただけます。
こんな組織・人におすすめ
よく寄せられるニーズやお悩み
トヨタ流仕事のカタに興味があり、研修の導入を検討しているが、先ずは事務局として概要を理解したい
トヨタ流仕事のカタは、以下の4つで構成されています。
- 段取りを重視した仕事に適用できる「段取り・実行のカタ」
- 不具合やトラブルなどの問題を解決するための「改善のカタ」
- 自ら課題を創造し、これまでのやり方に囚われない自由に発想で解決していく「改革のカタ」
- 新しい価値を持った商品やサービスを生み出すための「革新のカタ」
本講演では、4つのカタのそれぞれの特徴について、短時間でポイントを絞って解説を行います。
限られた時間の中でスピーディに成果を出したい
限られた時間の中でスピーディーに成果を出すためには、考える時間をできるだけ短縮し、やり直しを減らすことが求められます。具体的な仕事の内容は異なっていても、スピーディーに成果を出すための共通の考え方や視点、手順があります。本研修では仕事のタイプを4つに分類し、それぞれのカタ(タイプ)の考え方や視点、手順の概要をお伝えします。さらにカタごとにそれらを習得していただける研修も準備しており、一人ひとりの仕事の内容に合わせて選択していただけます。
テレワークにおける仕事の進め方に不安がある
テレワークでは相手とのコミュニケーションの機会が減少するため、仕事の進捗に問題が出る可能性も高くなります。そこで従来と比較してより効率的に仕事を指示するとともに、途中での的確なアドバイスをすることが重要になります。仕事のカタは仕事を進める上での考え方や視点、手順を明確にしたものであり、それらを活用することでテレワーク環境においてもより効率的に仕事を進めることができます。
研修を受講するメリット
トヨタ流の仕事の進め方(概要)を短時間で効率的に把握できる
トヨタの仕事の進め方を4つに分類し、それぞれの考え方や視点、手順をお伝えしますので、仕事にはどのようなカタ(タイプ)があるのか?自分の仕事はどれに当てはまるのか?どのような考え方や視点、手順で行えばよいのかを理解していただくことができます。さらにタイプごとにそれらを習得していただける研修(実践編)も準備しており、ご自身の仕事の内容に合わせて選択していただけます。
自分の仕事の進め方を改めて見直し、改善点への気づきを得ることができる
仕事の形では上手な仕事の進め方を4つのカタ(タイプ)に分類し、それぞれに応じた考え方や視点、手順を提供しております。ご自身がこれまでの仕事を進める中で学んできたことを再確認できるとともに、体系的に理解することでより応用の幅を広げることができます。さらにご自身の仕事の内容に合わせた研修(実践編)を受講していただくことで、実際の仕事の中で考え方や視点、手順を活用することができるようになります。
仕事を論理的に考える力を向上できる
仕事のカタを活用すれば、仕事の内容に合わせてステップを踏んで考えを整理することができます。仕事のカタでは各ステップでの論理的な整理、ステップ間での論理的なつながりを重視しており、自分自身の考えに自身が持てるようになり、提案内容も説得力のあるものになります。本講義で概要を把握していただいた上で、ご自身の仕事の内容に合わせた研修(実践編)を受講されることをおすすめします。
基本カリキュラム
【トヨタ流仕事のカタ】講演形式トヨタ流仕事のカタとは?(概要) 基本カリキュラム
項目 |
内容 |
研修のポイント |
時間 (目安)
|
1.はじめに |
本日の目的 |
・トヨタ流仕事のカタ開発の経緯 |
5分 |
2.一般的な仕事の流れ(PDCA)と4つのカタ |
①一般的な仕事の流れ(PDCA) ②トヨタ流4つのカタ ③改善・改革・革新の違い
|
・PDCAサイクルを回すための4つのカタとは? |
10分 |
3.段取り・実行のカタ
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①仕事の基本となる「段取り・実行のカタ」の概要(考え方、事例、ツールなど) |
・各ステップで考えるべき重要な視点 |
25分 |
4.改善のカタ 「問題解決ステップ」
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①問題を迅速に解決する「改善のカタ(問題解決ステップ)」の概要、(考え方、事例、ツールなど) |
・各ステップで考えるべき重要な視点 |
15分 |
5.改革のカタ 「課題解決ステップ」
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①改革を実現する「改革のカタ(課題解決ステップ)」の概要(考え方、事例、ツールなど) |
・各ステップで考えるべき重要な視点 |
15分 |
6.革新のカタ 「価値創造型事業(商品)企画ステップ」
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①新しい価値を持った商品・サービスや事業を企画する「革新のカタ(価値創造型事業(商品)企画ステップ)」の概要(考え方、事例、ツールなど) |
・提案が通らない3つの壁 ・革新のカタの特徴
|
10分 |
7.まとめ |
①本日のまとめ ②質疑
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|
10分 |
研修で目指すゴール
一般的な仕事の流れ(PDCA)と4つの形の違いを理解する
技術職・事務職の仕事は大きく分けて4つあります。一つ目は段取りをしっかりと行い仕事を進めていく『段取り・実行のカタ』。このカタはすべての基本です。二つ目は悪いところを見つけて対策を打つ『改善のカタ』、三つ目はこれまでのやり方に囚われず大きく変える『改革のカタ』、そして新しい価値を創造する『革新のカタ』です。それぞれの形の特徴を理解していただきます。
4つのカタで考えるべき重要な視点と特徴を学ぶ
4つのカタそれぞれに対して、上手に仕事を進めるための考え方や視点、手順を理解していただきます。ご自身の経験と照らし合わせながら振返っていただくとさらに理解が深まります。
仕事におけるコミュニケーションの重要性を理解する
「仕事のカタを活用したコミュニケーション」によって考え方や視点、手順が共通言語となり、お互いのミスコミュニケーションを減らすことができます。「仕事のカタを活用したコミュニケーション」がなぜ有効なのか、どのように行えばよいのかを理解していただきます。
受講者の声