トヨタ流の考え方・視点から、品質保証の取り組みを強化
2025.07.01

お客様の業種
総合化学メーカー
実施検討のきっかけ・導入経緯、課題
全社的な品質保証の取り組み強化の一環で、役員を含む管理職層が共通の考え方を持つことを目的に、複数のセミナーを検討していた。その中で「トヨタ流カイゼンをテーマに、何か学べるようなセミナーはないか」との考えに至った。以前にも「A3資料」「プレゼンテーション」「問題解決」研修の提案を受け導入したところ、若手社員を中心に非常に好評であったことから、問合せを行った。
導入した研修概要
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研修名
【トヨタ流仕事のカタ】講演形式トヨタ流仕事のカタ とは?(概要)
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研修日数(時間)
講演形式(2時間)
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受講者階層(職種)
管理職層(本社、工場)
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実施形態
オンライン(Zoom)
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備考
トヨタ流の考え方や視点、手順を体系化した4つの「仕事のカタ」の中でも、仕事の基本となるPDCAの具体的な実践方法「基本実践編」に重点を置いた講演プログラムを設計し、導入いただきました。
実施後にいただいた感想など
品質問題に取り組むには「仕組み」だけでは不十分であり、「人」の育成、社員一人ひとりの“思考力”を育てることが不可欠であると、改めて考えさせられた。分業化・標準化が進んだ今だからこそ、“なぜその作業が必要なのか”を理解し、自ら考え・判断・行動ができる動ける人材を育てていく必要があり、そのためのヒントを多く得ることができた。
また、配布資料の「プロジェクト・業務企画メモ」には、私が約20年間仕事をしてきたことが見える化されており、社内での活用事例に繋がるほど有用な内容であった。
講義はもちろん、オンライン配信・運営もダンドリよく進行してもらえたので、事務局側の負担軽減に加えて、受講者の理解がより深まったように思う。
外部研修を比較検討する際、管理職向けはマネジメント領域の実績が豊富なA社、中堅・若手向けはわかりやすい指導に定評があるB社、のように別会社へ提案を依頼するケースがよくある。トヨタ流改善の専門的な内容から、プレゼンテーション等の一般的なものまで、研修内容、講師の幅が広く、階層問わずワンストップで相談できるのは、トヨタエンタプライズさんの魅力だと考えている。