トヨタ流教育体系を通じて自社の課題解決活動をレベルアップ
2025.11.12
お客様の業種
電力インフラ事業
実施検討のきっかけ・導入経緯、課題
'23年度に導入した新任管理職向け研修の参加者から「もっと若い頃に受講したかった」との声を受け、翌年度は新入社員のフォローおよび中堅社員のスキルアップとして各階層に応じた教育を展開。自社では、2年次から自テーマにおける課題解決活動(テーマ選定〜中間発表〜全体発表〜部門表彰)に取り組むため、新入社員の段階でカイゼンマインドや自分ごととして自ら問題を発見する視点を養いたいと考えていた。
導入した研修概要
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研修名
【トヨタ流仕事のカタ】基本実践編(段取り・実行のカタ)
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研修日数(時間)
2日間
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受講者階層(職種)
新入社員
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実施形態
対面
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備考
PDCAの具体的な実践方法を体得することを目的とした【トヨタ流 仕事のカタ】基本実践編(段取り・実行のカタ)をベースに、コロナ禍以降の働き方の変化や良好な職場風土の醸成に関するご要望も取り入れ、業務効率化と上司・先輩とのコミュニケーション強化の要素を組み合わせた2日間の研修を設計・導入いただきました。
実施後にいただいた感想など
自社の課題解決活動と教育を連動させた結果、特に新入社員の理解と意識に顕著な成果が表れた。最初に研修を受講した新入社員は2年次に入り、現在、各自のテーマでの課題解決活動に取り組み中。例年、テーマ選定に苦労する様子が見られたが、研修で学んだ「プロジェクト業務企画メモ」を活用することで、スムーズにテーマを選定できる社員が増えたことには驚いた。日頃から、現地現物で自ら課題を見つける基礎力が育っていると感じている。
本年度に実施した中堅社員スキルアップ教育では、生成AIの活用手法を新たに盛り込んだことがちょうど自社での生成AI導入開始のタイミングと重なり、講師の時流に合わせたアレンジにも満足している。
<トヨタ流カイゼン教育体系図>
