運転適性評価から危険予測力まで タクシードライバーの総合安全教育
2026.02.04
企業の課題
毎月多数入社する新人タクシードライバーに座学や路上教習を実施していたが、危険に対する意識不足が課題。
採用・教育・指導員育成・事故後の再教育など、複数の段階・場面における、総合的な安全教育の充実を検討していた。
導入企業
つばめタクシーグループ つばめ交通協同組合 つばめ研修センター様
導入経緯・課題
座学や路上教習を実施していたものの、新人ドライバーの危険に対する意識不足が課題。路上教習では発生しない
様々なシチュエーションでの「ヒヤリハット体験」が、危険意識の醸成に効果的と判断し、導入に至った。
導入後の取り組み概要
実施体制
● 研修センターに「セーフティドライビングトレーナー」を1台導入
● 新人ドライバー研修の最終日または前日にトレーニングを実施(1日2回、90点以上で研修合格)
活用シーン
● 指導員が新人ドライバーのシミュレーター運転に対してリアルタイムでアドバイス
● 全コースを満遍なく利用し、様々なシチュエーションで危険ポイントを体験
● 新人ドライバー研修だけでなく、採用面接での適性検査(運転の雑さ・癖)、指導員育成、事故後の再教育など多角的に活用
導入後の感想など
● 乗務中に体験しづらいシチュエーションでのヒヤリハット体験を通じ、運転適性を客観的に評価でき、より良い人材採用につながっている
● 客観的な視点での運転評価を意識することで緊張感が生まれ、危険意識が高まる。自身では気づきにくい、慣れによる周囲確認不足や注意散漫を自覚するきっかけとなる
● 軽い気持ちでシミュレーターを行うと事故を起こしやすく、真剣に取り組むことで効果を実感
● 導入前と比べ、新人ドライバーの安全に対する意識が向上し、「研修を通じて運転に自信が持てた」との声も
● タクシードライバーに加え、グループ内のバス運転者を含め広範に活用(約40名)し、高い稼働率を実現
● 導入から1年半、ほぼ毎日稼働しているが、酔いを訴えたのは数名程度とごくわずか。シミュレーターは酔いやすいという懸念は払拭された